2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 航空宇宙工学専攻
設置情報
科目名 | 航空原動機 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 正木 大作 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | H42A |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 民間用旅客機から極超音速機まで広い応用範囲を持つジェットエンジンについて、ファン・圧縮機などターボ要素を中心として、主に設計と言う観点から演習も交え、実践的にわかりやすく解説する。また最近特にエコ問題が注目を集めているため、それに関連してターボ要素の高効率化や低騒音化といった最新のジェットエンジン研究開発動向についても触れる。この授業の終了時には,学生は以下の能力を獲得していることを到達目標とする:ガスタービンのターボ要素の基礎的な空力性能評価とそれがジェットエンジンの最新の研究開発動向にどう関連しているかを習得することを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 パワーポイント資料と一部板書併用による講義15回。 国内ジェットエンジンメーカーおよび宇宙航空研究開発機構にてエンジン要素の様々な研究開発プロジェクトにおいて、設計・解析・試験に従事した経験に基づいて航空原動機に関して実践的な授業を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学科科目の『航空エンジン』または『ガスタービン』を習得していることが望ましい。熱流体力学の基礎式を習得しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 授業科目概要の説明、航空原動機としてのガスタービンの紹介と発達の歴史 【 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
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第2回 | ガスタービンの各種形式の特徴 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第3回 | ガスタービンの基本構造および特性 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第4回 | ガスタービンの熱力学サイクルとサイクル解析 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第5回 | ガスタービンの熱力学サイクルと性能評価 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第6回 | ガスタービンのターボ要素と翼列関係式 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第7回 | ガスタービンのターボ要素の翼列負荷と損失 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第8回 | ガスタービンのターボ要素の数値設計法の解説(1) | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第9回 | ガスタービンのターボ要素の数値設計法の解説(2) | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第10回 | 航空用ガスタービンとエコ特性1(高効率化と温室効果ガス) | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第11回 | 航空用ガスタービンとエコ特性2(高効率化のための課題と対策) | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第12回 | 航空用ガスタービンとエコ特性3(ジェットエンジンの騒音と騒音規制) | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第13回 | 航空用ガスタービンとエコ特性4(ジェットエンジンの騒音と騒音対策) | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第14回 | 航空用ガスタービンに関する最新の研究開発トピック紹介1(航空用ガスタービンの極超音速飛行への適用) | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
第15回 | 航空用ガスタービンに関する最新の研究開発トピック紹介2(極超音速ターボジェットの概要) 【 | 【事前学習】参考資料等の該当箇所を読んでおくこと。 【事後学習】与えられた資料を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。 授業内での課題の解説は基本的に次回以降の授業で行う。 | 事前学修 0.5時間 事後学修 3.5時間 |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
谷田好道,長島利夫 『ガスタービンエンジン』 朝倉書店 2000年 第1版
大谷紀生 『わかりやすいガスタービン』 共立出版 2010年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
授業中の演習問題60% レポート40% (但し出席率65%以上のこと) |
質問への対応 | 授業後の休み時間およびメールでの個別質問への回答 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |