2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 航空宇宙工学専攻
設置情報
| 科目名 | 最適化手法Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 航空宇宙工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 宮嶋 宏行 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | H62B |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | ・実社会におけるシステム設計問題を最適化問題として定式化し、数学的解法を利用して解くことができる。 ・「非線形計画法問題」と「機械学習」について説明し、実問題に応用できる。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 パワーポイントと板書を併用し講義を行う。1つの単元終了後には演習を行う。 |
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準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
解析学、線形代数、統計学を修得していることが望ましい。 最適化手法Ⅰを履修していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス:シラバスの確認 非線形計画(1):非線形計画問題の定式化、凸計画問題(局所最適解と大域最適解、関数の勾配とヘッセ行列) | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
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| 第2回 | 非線形計画(2):制約なし最適化の解法(最急降下法、ニュートン法と準ニュートン法、反復法の収束性) | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第3回 | 非線形計画(3):制約つき最適化の解法(最適性の条件、双対問題と双対定理) | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第4回 | 非線形計画(4):制約つき最適化の解法(局所最適解のアルゴリズム:有効制約法、ペナルティ関数法とバリア関数法、拡張ラグランジュ関数法、内点法、逐次2次計画法) | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第5回 | 機械学習(1):パーセプトロン、ニューラルネットワーク | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第6回 | 機械学習(2):ニューラルネットの学習 | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第7回 | 機械学習(3):誤差逆伝搬法 | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第8回 | 機械学習(4):学習に関するテクニック | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第9回 | 機械学習(5):畳み込みネットワーク(畳み込み層、プーリング層、CNNの実装、代表的なCNN) | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第10回 | 機械学習(6):深層学習(代表的なモデル、物体検出、セグメンテーション、画像キャプション生成、文字認識、画像認識) | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第11回 | 機械学習(7):深層学習(ディープラーニングの評価・計算環境・データセット) | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第12回 | 機械学習(8):最短コースでわかるPyTorch&深層学習プログラミング | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第13回 | 機械学習(9):ベイズ推論による学習と予測 | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第14回 | 機械学習(10):生成AIと大規模言語モデル | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
| 第15回 | まとめ AI研究・実用化の最前線 | 事前学習:クラスルームに掲載する配布資料を事前に読んでおくこと 事後学習:配布資料をもとに演習問題を自分で解いてみること | 事前学習:1時間 事後学習:3時間 |
その他
| 教科書 |
梅谷俊治 『しっかり学ぶ数理最適化 モデルからアルゴリズムまで(ISBN-13:978-4065212707)』 講談社 2020年
斎藤康毅 『ゼロから作るDeep Learning - Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装(ISBN-13:978-4873117584)』 オライリージャパン 2016年
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| 参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
赤石雅典 『最短コースでわかるPyTorch&深層学習プログラミング(ISBN-13:978-4296110322)』 日経BP 2021年
須山敦志 『ベイズ推論による機械学習入門(ISBN-13 : 978-4061538320)』 講談社 2017年
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| 成績評価の方法 及び基準 |
演習40%、レポート60%(演習・レポートともにプログラミングを含む場合がある) |
| 質問への対応 | 授業中に理解できないところがあった場合,質問内容を整理し授業終了後に質問するか、もしくは電子メールで質問すること。なお、電子メールはGoogleクラスルームで案内する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
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| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |