2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻
設置情報
科目名 | 放電プラズマ工学特論 | ||
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設置学科 | 電気工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 胡桃 聡 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I43A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 放電現象と発生するプラズマは電気集塵器やエンジンの点火プラグ・蛍光灯・アーク溶接・放電加工・薄膜形成・表面改質等広い分野に亘って応用され、直流から高周波・マイクロ波・レーザ光など様々なパワーソースが用いられている。将来放電やプラズマを利用する更に新しい機器や加工方法の考案に必要な基礎知識を習得することを目標とする。気体放電理論やプラズマの考え方及びそれらの応用について身近な例から理解し活用できる識見を得て説明できる能力を身につけ、諸量を計算することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
毎回に設定された題目について対面授業により講義と輪講を行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
【事前学修】LMSで配信する資料を閲覧し、輪講担当者は説明ができるように、聴取者は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考書や参考文献などを検索して理解する。 |
授業計画
第1回 | 気中放電:気中放電過程の火花放電・グロー放電・アーク放電・コロナ放電などの概要について述べる。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
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第2回 | 火花放電:気中放電の前駆現象である暗流領域や火花放電への移行について述べる。また、タウンゼント理論やストリーマー理論について講義する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第3回 | 放電現象1:グロー放電について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第4回 | 放電現象2:アーク放電について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第5回 | 放電現象3:コロナ放電について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第6回 | プラズマの定義と発生について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第7回 | 化学気相堆積法(CVD: Chemical Vapor Deposition)とプラズマの寄与について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第8回 | 物理気相堆積法(PVD:Physical Vapor Deposition)とプラズマの寄与について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第9回 | プラズモンポラリトン:伝搬型・局在型の表面プラズモンの現象について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第10回 | 放電プラズマ技術応用:特に大気圧中の放電現象を用いた産業応用について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、輪講担当者は説明ができるように、聴取者は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第11回 | 放電プラズマ技術応用:特に真空中の放電現象を用いた産業応用について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、輪講担当者は説明ができるように、聴取者は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第12回 | プラズモン技術応用:ドルーデモデルおよびローレンツモデルについて詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、輪講担当者は説明ができるように、聴取者は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第13回 | プラズモン技術応用:金属ナノ構造の作製技術について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、輪講担当者は説明ができるように、聴取者は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第14回 | プラズモン技術応用:産業応用について詳述する。 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、輪講担当者は説明ができるように、聴取者は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
第15回 | 講義総括 | 【事前学修】LMCで配信する講義資料を閲覧し、受講は理解できない個所を質問できるようにまとめておく。【事後学修】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、参考文献などを検索して理解する。 | 【事前学修】[2時間]【事後学修】[2時間] |
その他
教科書 |
ガイダンス時に講義資料を配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
電気学会 『放電ハンドブック』 オーム社 1999年 第2版
升谷孝也、中田順治 『高電圧工学』 コロナ社 2010年 第12版
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成績評価の方法 及び基準 |
提出されたレポートの内容:50% 口頭試問:50% |
質問への対応 | 随時質問可能、講義の後は電子メール |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラ1617号室 E-mail : kurumi.satoshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 14:30 ~ 15:30 8号館1階811室
金曜 駿河台 14:30 ~ 15:30 8号館1階811室
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学生への メッセージ |
輪講により自己啓発的な学習方法とプレゼンテーション能力及び文献調査能力を養って頂きたい。 |