2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 情報科学専攻
設置情報
科目名 | データベース | ||
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設置学科 | 情報科学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 泉 隆 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K12A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 情報化社会においてデータベースは非常に重要な役割を果たし、様々なデータベースシステムが構築されている。本講義では、リレーショナルデータベースで最も重要なリレーションの正規化論を中心に、データベースの構築、管理等についての理解を深めることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」パワーポイントを使い,適宜演習を交えながら進める。場合によってはゼミ形式とする。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部のデータベースを受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | データベースの概要,並びに授業の進め方について説明する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
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第2回 | データモデル データベースを構築するときの設計時のデータから運用時のモデルについて理解を深め,その考え方を議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第3回 | リレーショナルデータベース 現在主流のリレーショナルデータベースの構成,及びその要素であるリレーション,スキーマ,主キーなどについて理解し,考え方を学ぶ。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第4回 | データベースの正規化 データベースの正規化について理解を深め,その必要性などについて議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第5回 | データ操作言語とリレーショナル代数その1 データ操作言語の概念,及びリレーショナル代数演算について理解する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第6回 | データ操作言語とリレーショナル代数その2 具体的なリレーショナル代数表現や,代数演算の拡張について理解する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第7回 | リレーションの情報無損失分解 データベースの正規化に必須の情報無損失分解の考え方を理解し,具体的な例をもとに議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第8回 | 多値従属性 データベースの正規化に関連する属性間の従属関係について理解し,具体的な例をもとに議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第9回 | 関数従属性 データベースの正規化に関連する必須の属性間の従属関係について理解し,具体的な例をもとに議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第10回 | リレーションの正規化論その1 データベースの正規化について,第一正規形,第2正規形について理解し,具体的な例をもとに議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第11回 | リレーションの正規化論その2 データベースの正規化について,第3正規形について理解し,具体的な例を作成して議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第12回 | リレーションの正規化論その3 データベースの正規化について,ボイスコッド正規形以降の高次の正規形について理解し,その考え方について議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第13回 | データベース言語SQLその1 SQL,及び各種問い合わせについて学び,例題について議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第14回 | データベース言語SQLその2 SQLによる各種データ定義について学び,例題について議論する。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
第15回 | 理解度確認演習を行って授業のまとめとする。 | 【事前学修】授業内容について参考書等を用いて調査し、理解できない箇所を質問できるようにすること 【事後学修】授業内で学習したことを復習し、理解を深めること | 【事前学修】2時間 【事後学修】2時間 |
その他
教科書 |
増永良文 『リレーショナルデータベース入門[第3版] ―データモデル・SQL・管理システム・NoSQLー [ISBN:978-4-7819-1390-2]』 サイエンス社 2017年
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
講義内容の理解度確認50%、プレゼン・レポート等50%程度を勘案する。 欠席が多い場合には評価なし |
質問への対応 | 授業終了後 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎2号館235室 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |