2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 | 資源環境工学特論 | ||
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 角田 雄亮 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L42B |
クラス | 共通 |
概要
学修到達目標 | 地球環境に配慮した利用効率の向上のため、急速にエネルギー資源の利用方法が変化している。この変化に対応した最新の工業技術を学び、解決すべき課題について考える。 (1)再生可能エネルギー・バイオ燃料・省エネルギー技術について説明できる。 (2)日本のエネルギー資源の利用方法について議論できる。 (3)多くの人が納得するエネルギーミックスを考察できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 講義、グループディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションを組み合わせて行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
グループディスカッションやプレゼンテーションのための事前準備、講義内の議論を受けて修正をする事後学習が必要。 |
授業計画
第1回 | 〇資源環境工学の概要 講義の概要についての説明する。 | 【事前学習】シラバスの内容を確認の上、授業に臨む。 【事後学習】講義説明を受け、内容理解を深めるとともに講義を受講するか熟慮する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
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第2回 | 〇講義(地球温暖化) 地球の二酸化炭素のバランス、正常化への取り組みについて概説する。 | 【事前学習】地球温暖化について予習する。 【事後学習】講義説明を受け、内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第3回 | 〇グループディスカッション(地球温暖化、エネルギー基本計画) 提示された課題に対してディスカッションを行う。レポートを作成する。 | 【事前学習】グループディスカッションのための資料調査を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとに地球温暖化対策としてのエネルギー基本計画の内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第4回 | 〇講義(二酸化炭素を排出しない電源) 前回レポートの総評を行った後、水素やアンモニア、原子力発電について概説する。 | 【事前学習】水素やアンモニア、原子力発電について予習する。 【事後学習】講義説明を受け、内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第5回 | 〇グループディスカッション(二酸化炭素を排出しない電源) 提示された課題に対してディスカッションを行う。レポートを作成する。 | 【事前学習】グループディスカッションのための資料調査を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとに二酸化炭素を排出しない電源の内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第6回 | 〇講義(省エネルギー対策) 前回レポートの総評を行った後、ムーンライト計画や昨今の省エネルギー対策について概説する。 | 【事前学習】ムーンライト計画や昨今の省エネルギー対策について予習する。 【事後学習】講義説明を受け、内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第7回 | 〇グループディスカッション(省エネルギー対策) 提示された課題に対してディスカッションを行う。レポートを作成する。 | 【事前学習】グループディスカッションのための資料調査を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとに省エネルギー対策の内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第8回 | 〇グループワーク1(日本の電源構成) 前回レポートの総評を行った後、日本の電源構成について意見交換し、将来の電源構成について考える。 | 【事前学習】グループワークのための資料調査を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとに再度資料調査を行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第9回 | 〇グループワーク2(日本の電源構成) 前回に続き、日本の電源構成について意見交換し、将来の電源構成について考える。プレゼンテーション資料を作成する。 | 【事前学習】グループワークのための資料調査を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとに再度資料調査を行う。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第10回 | 〇グループワーク3(日本の電源構成) 前回に続き、日本の電源構成について意見交換し、将来の電源構成について考える。プレゼンテーション資料を作成する。 | 【事前学習】グループワークのための資料調査を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとにプレゼンテーション資料を作成する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第11回 | 〇グループワーク4(日本の電源構成) 前回に続き、日本の電源構成について意見交換し、将来の電源構成について考える。プレゼンテーション資料を作成する。 | 【事前学習】プレゼンテーションのための資料作成を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとにプレゼンテーション資料を作成する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第12回 | 〇プレゼンテーション(日本の電源構成) 将来の電源構成について、グループの意見を発表する。レポートを作成する。 | 【事前学習】プレゼンテーションのための資料作成を行う。 【事後学習】各グループの発表をもとに日本の電源構成について内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第13回 | 〇グループディスカッション(地球温暖化懐疑論) 前回レポートの総評を行った後、地球温暖化懐疑論について意見交換し、将来の電源構成についてグループの意見をまとめる。 | 【事前学習】グループディスカッションのための資料調査を行う。 【事後学習】グループでの議論をもとにレポートを作成する。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第14回 | 〇小論文作成 前回レポートの総評を行った後、課題に対する小論文を作成する。 | 【事前学習】これまでの講義内容の復習をする。 【事後学習】小論文の課題や内容について理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
第15回 | 〇小論文フィードバック 小論文の内容に対してコメントを付けてフィードバックする。 | 【事前学習】これまでの講義内容の復習をする。 【事後学習】フィードバックされたコメントをもとに内容理解を深める。 | 【事前学習】2時間 【事後学習】2時間 |
その他
教科書 |
教科書は使用しない。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『資源・エネルギー工学要論』 世良力 東京化学同人 2013年 第3版
エネルギー教育研究会 『講座 現代エネルギー・環境論』 電力新報社 1997年 第1版
『新・有機資源化学 ーエネルギー・環境問題に対処するー』 平野勝巳,菅野元行,真下清,山口達明,鈴木庸一,古川茂樹 三共出版 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート50%、小論文50%の配分で採点 |
質問への対応 | 授業中外を問わず随時対応 |
研究室又は 連絡先 |
物質応用化学科化学工学研究室(駿河台校舎2号館3階231A室) Email: kakuta.yusuke@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:00 ~ 17:00 駿河台校舎2号館3階231A室
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学生への メッセージ |