2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 | 物質化学特別研究 | ||
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉川 賢治 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L66G |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
分析化学分野のうち,とくにクロマトグラフィーによる多成分同時分析法に焦点を置いた下記の研究を行う. 1. 高マトリックス試料中の極微量成分の分析法の確立とその応用に関する研究 2. 環境試料中に含まれる微量目的成分の同時分析法の確立と応用に関する研究 3. 食品中に含まれる微量成分の同時分析法の確立と応用に関する研究 |
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学修到達目標 | 分析化学に関する上記のテーマを軸に,研究テーマに沿って2年間の研究を行う.併せて,世界で活躍できる化学技術者・研究者として必要な企画力,実行力,想像力を身に付けるための訓練を行う.これにより,国内学会・国際学会で発表できるレベルのプレゼンテーション力を身につけることができる. |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
分析化学研究室で実施する.教員との密なコミュニケーションと,定期的な報告会により理解度を確認する. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
・化学全般の基礎知識および社会情勢について,教科書,文献などから情報収集を行うこと. ・英和辞典を引きながらでも論文が読み取れる英語力を身に着けておくこと. ・実験終了後は速やかにデータ整理し,翌日の実験にフィードバックできる状態にすること. |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
研究テーマに沿って行った研究の到達度,プレゼンテーション力および修士論文の完成度を総合評価する. |
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質問への対応 | 随時対応します. |
研究室又は 連絡先 |
分析化学研究室(駿河台校舎2号館224B室) TEL:03-3259-0801,E-mail:yoshikawa.kenji@nihon-u.ac.jp (メール送信時は@を半角に変えて送信して下さい.) |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 15:00 ~ 18:00 研究室にて対応
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学生への メッセージ |
学部生のときに行ってきた「卒業研究」に引き続き,指導教員にも結果が予測できない事態が頻発する「本格研究」へ進んだ中で,自ら計画,実施,考察し,さらに上の段階へと進む醍醐味を味わってください.また,「自分はこの分野のプロフェッショナルである」と言えるようにしっかりと実験を行い,自分の研究目標を理解してください.さらに,自分の立ち位置を知るためにも自分の分野に限らず様々な分野の論文を読んで見聞を広めてください. |