2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 | プラズマ物理学特別研究 | ||
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設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 浅井 朋彦 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M66F |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
極限的に高い閉じ込め効率を持つ磁場反転配位(Field-Reversed Configuration: FRC)や無力配位を形成するスフェロマックなど,主に高ベータ磁場閉じ込めプラズマの平衡や安定性,自己組織化や緩和などの物理現象に関する実験研究,及びこれらの研究に必要な実験技術,計測装置,データ処理法の開発に関する研究を行う。また,これに加えて医療,材料,宇宙などの分野へのプラズマ応用に関する研究を行う。 |
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学修到達目標 | 本研究室で開発したFAT-CM装置は,超音速衝突合体生成によるFRCプラズマ装置としては国内唯一の実験施設であり,国内外の大学,研究所,企業などが共同研究に参加する。このFAT-CM装置を用いたプロジェクト研究を軸に,プラズマ物理学の基礎から応用にわたる幅広い分野で先駆的な研究成果の獲得を目指す。そのために必要となる基礎学力の充実に心がけ,プラズマ物理学およびその応用における専門知識を修得する。また,これらの研究活動を通して課題解決能力等の社会人基礎力を涵養する。 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
研究計画の提案,実験の実施,実験結果の解析・検討,発表のプロセスに関する指導を適宜行う。コロキウムおよび研究打ち合わせ,基礎知識修得のための輪講等のグループ討論による研究指導も合わせて行なう。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
物理学科・物理学専攻または関連する理工学分野(機械系,電気・電子工学系など)の基礎知識を持ち,また,物理学科3・4年次に設置された「核融合科学」「プラズマ物理学」の内容を理解していることが望ましい。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
論文発表会および研究論文の成果,また成果発表に至るまでのプロセスへの取組み方を総合的に判定する. |
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質問への対応 | 随時,オフィースアワーで行なう. |
研究室又は 連絡先 |
7号館721C室 asai.tomohiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 721C
金曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 721C
土曜 船橋 09:00 ~ 16:30 物理実験A棟
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学生への メッセージ |