2025年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 流体工学特別研究 | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 2年 3年 |
担当者 | 河府 賢治 | 履修期 | 年間 |
単位 | 8 | 曜日時限 | 土曜4 土曜5 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F64E F65E F66E |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
主に粉粒体の工学(粉体工学,混相流工学)に関し,次のテーマを研究している。 ・高濃度低速空気輸送における閉塞防止 ・旋回流による粉粒体の管内非接触搬送 ・超音波振動を用いた板上粉体の挙動制御 ・超音波振動による粉体-壁面間摩擦低減の要因解明 ・超音波集塵装置の開発 ・超音波振動による付着粉体の剥離効果 |
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学修到達目標 | 流体工学特別研究では粉体の機械的単位操作に関して,上記テーマを参考に自身で研究テーマを提案し,自らが研究の計画を立てて実行する。そして研究成果をまとめて国内外の学会にて研究発表するとともに学術誌へ論文投稿する。一連の過程を経験することにより,以下のことを養う. (1) 自ら研究計画を立て,それを実行できる能力 (2) 研究内容および結果に対して,工学的に現象を説明できる能力 (3) 研究結果を適切に判断できる能力 (4) 他者と協働して,研究を遂行できる能力 (5) 報告書等の資料作成能力(語学力を含む) (6) 自由闊達に議論をし,他人の意見を尊重しつつ全体をまとめる能力(語学力を含む) (7) 研究成果を他者に分かり易く伝えるプレゼンテーション能力(語学力を含む) (8) 卒業研究生や大学院生(博士前期課程)を適切に指導する能力 (9) 参考となる他研究者の文献収集および内容理解能力 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
・研究室の大学院生をリーダーとして,少人数制を採用する。 ・粉体の機械的単位操作に関して自身で研究テーマを提案し,時間を上手く利用して自主的に研究を遂行する。 ・前後期終了時にパワーポイントによる学会形式の研究発表会を行う。 ・定期的(週一回)に研究活動報告会を開催し,研究の進捗状況について説明する。また海外研究者の文献について説明を行う。 ・研究成果を学会(国内外)で口頭発表するとともに学会誌へ投稿する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
これまでの研究結果をまとめるとともに,参考文献を探し関連する研究の情報を入手すること。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
試験は実施せず,学習目標に掲げた内容について学習・研究意欲,学会等学外での研究発表,学会誌への論文投稿ならびに博士論文の内容・達成度を最終審査・評価し,100点満点で60点以上を合格とする。 |
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質問への対応 | メールおよび研究室在室のとき随時行う。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:駿河台校舎タワー・スコラ16階S1607室 E-mail:kofu.kenji@nihon-u.ac.jp Tel:03-3259-0755 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
博士課程では特に「自ら学ぶ」「自ら考える」「自ら道をひらく」能力が要求されます。粉体の機械的単位操作に関する研究を通じて,これら能力を伸ばし,将来自立して活動できるようになって欲しい。 |