2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 土木工学専攻
設置情報
科目名 |
河海工学特論Ⅳ
現代港湾・空港政策特論
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設置学科 | 土木工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大脇 崇 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A25A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | これからの土木技術者の役割を考え、行動する技術者として活躍する素養を持つため、港湾と空港というフィールドを通じて、その政策の歴史的変遷、現在の課題と将来展望を学び、自らも政策提案を試みることにより、土木技術者としての意識の高揚を図ります。 |
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授業形態及び 授業方法 |
国土交通省他の資料等による講義と、京浜港、羽田空港等の現場視察を行います。 毎回、講義後に、講義要旨をまとめたレポートの提出を求めます。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
事前に公表する講義資料による予習を推奨します。 |
授業計画
第1回 | 港湾・空港政策の変遷、講師の体験に基づく土木技術者の役割 |
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第2回 | 国際コンテナ戦略港湾政策 |
第3回 | 国際バルク戦略港湾政策 |
第4回 | 国土強靭化に向けた港湾防災施策 |
第5回 | 港湾施設の老朽化対策の現状と課題 |
第6回 | 京浜港の視察 |
第7回 | 地方創生のための港湾活性化政策(クルーズ振興、ウォーターフロント開発) |
第8回 | 海洋国家形成に資する港湾政策(国境離島港湾、洋上風力発電開発、港湾環境政策) |
第9回 | 港湾建設技術の現状と課題 |
第10回 | 航空行政の概要及び一般空港の整備 |
第11回 | 2020年東京オリンピック・パラリンピック等を見据えた首都圏空港の機能強化 |
第12回 | 羽田空港の視察 |
第13回 | 交通インフラの海外展開政策 |
第14回 | 最近の鉄道政策の主要課題 |
第15回 | 政策提案の発表と全体討議(補講として、希望者に港湾空港技術研究所の視察を案内します) |
その他
教科書 |
パワーポイントによる講義資料を用います。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
黒田勝彦他「日本の港湾政策―歴史と背景ー」成山堂書店 2014年、
港湾学術交流会「新版 港湾工学」朝倉書店 2014年 等、
初回の講義において、参考文献の一覧を提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポートの提出及び政策提案の内容により評価します。 その際、レポートの提出を7割、政策提案の提出発表を3割とします。 |
質問への対応 | 毎回、講義後に提出を求めるレポートの中で質問を受け付けます。 回答はメールにて行います。 |
研究室又は 連絡先 |
以下のメールアドレスで連絡を受け付けます。 owaki2202@gmail.com |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
就職先として、国家公務員や地方公務員等の行政職を志す学生の聴講も歓迎します。 |