2018年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅱ | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 鈴木 圭 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B22E |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは,社会基盤施設の建設に伴う構造力学に関する解析法 について,基礎的な知識を修得することです。今まで学んできた基礎・構造力学系科目を基礎として,不静定構造の解析(応力法,変位法,エネルギー法)について具体的に説明することができる。 本科目は,交通システム工学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,D「専門応用学力」の達成に重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書の例題を中心に、力学的センスを身に着けることを目的として、教科書の例題を中心に解説をする。パワーポイント、板書、書画カメラを併用して行う。 |
履修条件 | 基礎力学Ⅰ・Ⅱ,構造力学Ⅰおよび構造力学演習を履修していること。 専門教育科目,エンジニアリングコース,社会基盤系群 |
授業計画
第1回 | ・1章 構造力学の準備 p8~p18 (自己学習時間:予習20分,復習20分) |
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第2回 | ・2章 はりの支点反力と断面力図 p19~p47 (自己学習時間:予習20分,復習20分) |
第3回 | ・3章 はりの応力とたわみ p49~p71 (自己学習時間:予習20分,復習20分,レポート課題演習60分) |
第4回 | ・4章 断面の諸量 p73~p86 (自己学習時間:予習20分,復習20分) |
第5回 | ・5章 骨組構造 p87~p100 講義と例題説明(小演習・解説を含む) (自己学習時間:予習20分,復習20分,レポート課題演習60分) |
第6回 | ・6章 エネルギー法 カステリアーノの定理 p101~p122 (自己学習時間:予習20分,復習20分) |
第7回 | ・仮想仕事の原理と単位荷重法 p123~p142 (自己学習時間:予習20分,復習20分,レポート課題演習60分) |
第8回 | ・7章 不静定構造の解法 p143~p164 (自己学習時間:予習20分,復習20分) |
第9回 | ・高次の外的不静定問題、内的不静定問題 p164~pp186 (自己学習時間:予習20分,復習20分) |
第10回 | ・8章 マトリックス構造解析 p187~p207 ・単位荷重法/演習 (自己学習時間:予習20分,復習20分,レポート課題演習60分) |
第11回 | ・等分布荷重が作用する単純梁のマトリックス構造解析、トラスのマトリックス構造解析 p208~p228 (自己学習時間:予習20分,復習20分) |
第12回 | ・梁の影響線 p229~p235(小演習・解説を含む) (自己学習時間:予習20分,復習20分,レポート課題演習60分) |
第13回 | ・弾性荷重法、微分方程式とモールの定理 p237~p245 (自己学習時間:予習20分,復習20分,レポート課題演習90分) |
第14回 | ・演習問題 p247~p269 ・当該科目の学修範囲内の応用問題の演習 (自己学習時間:予習20分,復習20分,レポート課題演習90分) |
第15回 | 「平常試験およびその解説」 (自己学習時間:復習20分) |
その他
教科書 |
車谷麻緒、樫山和男 『例題で身につける構造力学』 丸善出版 2017年年 第1版
本書は、基本的な例題を通じて問題の意味を理解し、適切な手法を用いて正しく解答することが、本質の理解と基礎の定着、そしてその後の応用につながっていくものと思います。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
平常試験約70%,演習・レポート約30%の配点とし,GPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合評価する。ただし,出席が80%以下の場合は,原則として定期試験の採点対象としない(正当な理由がある場合に限り,追加課題の提出により許可する)。 |
質問への対応 | 質問等は下記の要領にて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
当該教室または講師室(satoru.shimobe@gmail.com) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 15:00 ~ 15:30 当該教室または講師室
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学生への メッセージ |
基礎力学Ⅰ・Ⅱおよび構造力学Ⅰレベルのミニマム・エッセンスは必要不可欠であり,日頃の予習・復習が欠かせないのは自明の理である。また,当該科目が公務員試験や大学院入試ならびに各種資格試験の出題範疇に入っていることに留意すること。 |