2018年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 音響工学 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 町田 信夫 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G33D |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 音響工学の基礎的知識を理解させるとともに,音と人間の関係,音響信号の計測・処理及び 利用技術について学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心とした講義形式で行う。授業に関する資料を配付して講義内容の理解を深めさせ る。 また,授業に関連した課題レポートを課す。 |
履修条件 | 特にありませんが,電気・電子工学,振動工学,機械計測等の科目を復習してください。 |
授業計画
第1回 | 「音響工学」の授業内容と授業計画の説明 1.音とは何か |
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第2回 | 2.音波の基本的性質 ・振動現象と音波 |
第3回 | 3.振動と音の基礎<1> ・1自由度系の自由振動 ・多自由度系の自由振動 |
第4回 | 3.振動と音の基礎<2> ・1自由度系の強制振動 |
第5回 | 3.振動と音の基礎<3> ・波動方程式の基礎 |
第6回 | 4.音の単位とレベル<1> ・音波の速度 ・音圧レベル ・音の強さと音の強さのレベル |
第7回 | 4.音の単位とレベル<2> ・音響出力と音響パワーレベル ・音の大きさと音の大きさのレベル |
第8回 | 4.音の単位とレベル<3> ・合成音のレベル ・騒音レベル ・周波数分析 |
第9回 | 5.フーリエ解析 |
第10回 | 6.ひとの聴覚と騒音<1> ・音の大きさとラウドネスレベル ・可聴範囲 ・音の高さと音色 |
第11回 | 6.ひとの聴覚と騒音<2> ・マスキング効果 ・両耳効果と音像の定位 ・話し声の性質 ・音声明瞭度 |
第12回 | 7.音の計測手法(測定と評価)<1> ・音(騒音)の測定 ・騒音計(サウンドレベルメータ)の構成 |
第13回 | 7.音の計測手法(測定と評価)<2> ・暗騒音の補正 ・音の影響と評価 |
第14回 | 8.音響利用技術 ・物性測定 ・移動物体の検出 ・質量の測定 ・動力的利用 |
第15回 | 授業の達成度考査とその解説 |
その他
教科書 |
『音響工学(オリジナルテキスト)』
オリジナルテキストを配付する。
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参考書 |
鈴木昭次 西村正治 雉本信哉 御法川学 『機械音響工学』 コロナ社 2004年 第初版
中村顕一 吉久信幸 深井 昌 谷澤 茂 『わかる音響学 改訂版』 日新出版 2001年
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートの評価と授業の達成度考査による総合評価とする。ただし、授業の達成度考査は、筆記テストではなく課題レポートを課し評価する。ただし、総合評価に当たっては、授業への出席状況を加味した評価とする。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室又は研究室において対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館 1階 715室(人間工学研究室) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 16:40 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
日常生活における振動現象や音について興味を持つことが音響工学を理解するうえで参考になるでしょう。 |