数学演習Ⅱ (G42D)

学修到達目標	１時限目に開講されている微分積分学IIと連動した演習を行うことで，理工学の学修に必要とされる数学的知識と計算能力の定着を目指す．
授業形態及び授業方法	毎回配布される課題プリントに各自が解答する形式で演習を行う．必要に応じて補足講義などを適宜行う．
履修条件	微分積分学IIを受講していることが望ましい．

第1回	部分分数分解についての演習を行う．
第2回	不定積分(1) --- 有理関数の不定積分について演習を行う．
第3回	不定積分(2) --- 無理関数の不定積分について演習を行う．
第4回	定積分 --- 定積分と広義積分について演習を行う．
第5回	微分積分の応用(1) --- 級数展開の求め方について演習を行う．
第6回	微分積分の応用(2) --- 曲線の長さや面積，体積などについて演習を行う．
第7回	偏微分(1) --- 2変数関数の極限，偏微分の計算について演習を行う．
第8回	偏微分(2) --- 高次偏導関数の計算に関する演習を行う．
第9回	多変数関数の展開 --- 接平面の方程式，停留点などについて演習を行う．
第10回	極値 --- 具体的な関数に対して極値を求める．
第11回	条件付き極値 --- 陰関数の極値や条件付き極値について演習を行う．
第12回	重積分(1) --- 累次積分による重積分の計算について演習を行う．
第13回	重積分(2) --- 積分順序の変更，極座標による積分について演習を行う．
第14回	総括(1) --- 包括的な問題演習を行い，これまでに学習した内容を再度確認する．
第15回	総括(2) --- 引き続き包括的な問題演習を行い，これまでの学習内容の定着を図る．

教科書	微分積分学IIと同じ．
参考書	微分積分学IIと同じ．
成績評価の方法及び基準	毎回提出する演習プリントへの解答状況を積算して評価する．
質問への対応	随時対応するが，最も確実なのは演習の時間中である．
研究室又は連絡先	研究室：船橋校舎８号館８４９Ａ abe.kousukeあっとまーくnihon-u.ac.jp http://www.kousukeabe.mokuren.ne.jp/index.html
オフィスアワー	木曜船橋 12:20 ～ 13:20
学生へのメッセージ	自分の頭で考えること．この演習は学生同士で確認し合うこと，教え合うこと，私に質問することなどを認めて行います．質問はどんどんして構いませんが，きちんと自分の頭で考えて，最終的に自力で解けるようになって下さい．（他人の答案を写して誤魔化そうとする学生は後で痛い目にあうだけです．）

2018年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科