2021年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 地盤力学Ⅰ演習 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 重村・鎌尾 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A16M |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 地盤や土の種類とそれらの力学的性質に大きく影響する種々のパラメータや基本法則、地盤内の水の流れが引き起こす諸問題、さらに粘土などの軟弱地盤特有の現象と対策について、具体的な計算や計算に必要な式の誘導・証明を通じて理解を深める。土は結合力の極めて弱い土粒子の集合体のため様々な力学現象に影響されるので、力学諸法則の基礎的理解と相互関連性についても理解を深める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
この科目は「オンデマンド型授業」として実施します。 演習は、講義や事前に提示する補足説明映像を参考にして取り組んでもらいます。演習問題だけでなく,講義内容とのかかわりについても考えながら演習に取り組み,地盤の諸現象に対する理解を深めることを心掛けてください。 |
履修条件 | 地盤力学Iを履修していること。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス・土の粒度特性:地盤力学I演習全体の概要を説明する。土を扱う上で基本となる土の分類について、粒度特性を調べる「粒度試験」の演習を通じて理解を深める。 【事前学習】特になし 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
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第2回 | 土の基本パラメータ:土の特性を表現する基本パラメータについて演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第3回 | 地土粒子間の水圧と接触力:地盤力学の基礎となる土粒子間の水圧と接触力について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第4回 | 地盤内の上載圧:全上載圧,間隙水圧,有効上載圧の考え方について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第5回 | 土の基本パラメータと上載圧に関して総合的な演習を行う。 【事前学習】第4回までの演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第6回 | 透水係数(ダルシーの法則):地盤の透水性を表す透水係数について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第7回 | 理解度総合確認課題①:授業に透水までの範囲の理解度を確認する総合課題を課し,授業内に提出してもらう。 【事前学習】透水までの範囲の復習をすること。(60分) 【事後学習】総合演習問題を通じて平常試験の準備をすること。(60分) |
第8回 | 透水性の異なる層で構成される地盤の透水性:透水性の異なる層で構成される地盤の透水性について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第9回 | 浸透圧による破壊現象:地盤の水の流れが引き起こす浸透圧による破壊現象について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第10回 | 粘土層の過剰間隙水圧の発生と消散:地盤の沈下現象を引き起こす粘土層の過剰間隙水圧の発生と消散について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第11回 | 圧密試験:地盤の沈下現象を予測するためのデータを得る圧密試験について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第12回 | 粘土地盤の正規圧密・過圧の判定:地盤の沈下現象を予測する上で重要となる粘土地盤の正規圧密・過圧の判定方法について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第13回 | 地盤の最終沈下量:地盤の最終沈下量を予測する方法について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第14回 | 地盤の圧密沈下時間:地盤の圧密沈下時間を予測する方法について演習を通じて学ぶ。 【事前学習】前回の演習内容を復習すること。(30分) 【事後学習】演習問題を通じて講義の復習をすること。(30分) |
第15回 | 理解度総合確認課題②:授業に圧密の範囲を中心に理解度を確認する総合課題を課し,授業内に提出してもらう。 【事前学習】地盤力学Ⅰ演習全般を復習し課題の準備をすること。(60分) 【事後学習】特になし |
その他
教科書 |
プリントを毎時間配付している。
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参考書 |
特にないが、必要に応じて「地盤力学」「土質力学」等の専門書を購入することを勧める.
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成績評価の方法 及び基準 |
毎演習時の課題と理解度確認総合課題により総合的に評価する。 |
質問への対応 | 疑問が発生したら、先ず、自ら可能な限り考える習慣が、本人の能力向上の面から大切である 。質問はE-mailで受け付ける.E-mailでの質問が難しい場合は申し出てください.ビデオ通話等で会話を通じて質疑応答に対応します. |
研究室又は 連絡先 |
重村(タワースコラS1109室) shigemura.satoshi@nihon-u.ac.jp 鎌尾(タワースコラS1008室) kamao.shoji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:20 ~ 13:10 重村:shigemura.satoshi@nihon-u.ac.jp
木曜 駿河台 12:20 ~ 13:10 鎌尾:kamao.shoji@nihon-u.ac.jp
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学生への メッセージ |
授業への積極的参加が必要である.時間内における演習課題への取り組みとレポートの提出、特に後日示される課題の解説の理解は重要である.自宅における復習がより一層学習効果を高める.理解重視の勉強を実践して欲しい. |