2021年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 土木計画の基礎 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 金子・中村 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A21N A22O |
クラス | 1組 、 2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 土木計画学とは,より良い社会の実現を目指して,私たちの生活を支える社会基盤施設(道路,鉄道,空港,港湾,上下水道,ダムや堤防など)を整備し運用するための理念や方法・手順を研究する学問です. 「土木計画の基礎」では,土木計画の意義や役割を事例を通じて学ぶとともに,計画を策定するうえで必要となる様々な分析手法を習得することで,社会基盤施設を適切に計画できる能力を身に着けることを目標とします. |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントを利用して授業を進めるが,受講生の便宜のため,スライドの内容を抜き刷りした冊子(テキスト)を配付します.本授業は,シンクタンクや公務員での実務経験をもとに,具体的な実例を挙げながら適用される手法について解説を行います. 授業は,「オンデマンド方式」(録画したものを配信)で行います.なお,理解度確認期間の課題の方法については,別途連絡します. |
履修条件 | 1年次の「データの解析」及び2年次の「土木工学のための統計分析」を履修していること. |
授業計画
第1回 | 土木計画の概要 土木計画の目的・意義,種類,プロセス 講義の内容,方法,日程など 【事後学習】授業の内容を復習すること(240分) |
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第2回 | 社会基盤施設の経済分析(1) 社会基盤施設の特性/整備による効果 【事前学習】テキストの社会基盤施設の経済分析の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第3回 | 社会基盤施設の経済分析(2) 費用便益分析 【事前学習】テキストの社会基盤施設の経済分析の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第4回 | 社会基盤施設の経済分析に関する演習 【事前学習】第2回,第3回の内容を復習しておくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第5回 | 社会基盤施設の財務分析 財務諸表,償還計画,資金収支計画 【事前学習】テキストの社会基盤施設の財務分析の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第6回 | 社会基盤施設の財務分析に関する演習 【事前学習】第5回の内容を復習しておくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第7回 | 社会基盤施設の整備制度 資金調達手法/財源/PFI・PPP(民間資金等の活用) 【事前学習】テキストの社会基盤施設の整備制度の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第8回 | 土木計画のため調査分析方法(1) 調査法(標本抽出法,標本率と標本誤差,調査票の作成) 【事前学習】テキストの調査法の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第9回 | 土木計画のため調査分析方法(2) 合意形成方法(ステークホルダー,PI,ワークショップ,社会実験など) 【事前学習】テキストの合意形成の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第10回 | 土木計画のための調査分析方法(3) 人口推計(コーホート法) 【事前学習】テキストの人口推計の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第11回 | 土木計画のための数理解析手法(1) 関数の最適化(停留点、極値の判定、目的関数,制約条件,ラグランジェの未定乗数法) 【事前学習】テキストの関数の最適化の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分)) |
第12回 | 土木計画のための数理解析手法(1)に関する演習 【事前学習】第11回の内容を復習しておくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第13回 | 土木計画のための数理解析手法(2) 線形計画法(図解法・シンプレックス法) 【事前学習】テキストの関数の最適化の箇所を読んでおくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分)) |
第14回 | 土木計画のための数理解析手法(2)に関する演習 【事前学習】第13回の内容を復習しておくこと(60分) 【事後学習】授業の内容を復習すること(180分) |
第15回 | 理解度確認課題と解説 【事後学習】当日の内容を含め,授業の内容を復習すること(240分) |
その他
教科書 |
特に指定しない.
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参考書 |
必要に応じて授業中に紹介します.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常時の取り組み状況及び理解度確認期間に実施する課題等で総合評価する. |
質問への対応 | オフィスアワーもしくはメールにて対応します. |
研究室又は 連絡先 |
金子:駿河台キャンパス,E-mail:kaneko.yuuichirou@nihon-u.ac.jp 中村:駿河台キャンパス,E-mail:nakamura.hideo74@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:40 ~ 13:10 金子
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学生への メッセージ |
実社会において社会基盤施設の計画を進めていく上では,様々な制約条件や関係者の利害得失を考慮する必要があります.本科目では,そのための基礎となる概念や分析手法を学びます.多少難解な手法もありますが,あきらめずにしっかり身につけてもらいたいと思います. |