2021年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 水質環境学 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 小沼・吉田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A33S |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 水環境における水質を考える際に必要な基礎知識および水の性質、水質変換反応の基本理論を理解し、現象の定量的把握と速度論的解釈の方法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
配付資料、板書、プレゼンテーションを利用した講義により行う。 適宜、授業時間内の演習および時間外の課題を併用して理解の増進に務める。 同時双方向型授業で実施する。 |
履修条件 | 上下水道工学・環境汚染学・地球環境学を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンスおよび水質環境学の概説 水質環境の基礎1(環境基準・水質指標) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
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第2回 | 水質環境の基礎2(希釈・単位換算) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第3回 | 物質収支1(濃度と負荷の違い) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第4回 | 物質収支2(定常状態・保存量・非保存量) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第5回 | 反応速度1(反応速度式・反応次数) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第6回 | 反応速度2(増殖速度・基質消費速度・収率) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第7回 | まとめ演習(1) 【事前学習】第1回から第6回までの内容をしっかり復習しておくこと.(120分) 【事後学習】問われた内容を再確認し,理解を深めること.(120分) |
第8回 | 水の性質(極性,電気陰性度) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第9回 | 水質変換反応1(溶解,イオン積) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第10回 | 水質変換反応2(酸・塩基,解離,中和) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第11回 | 水質変換反応3(緩衝,二酸化炭素の溶解とpH) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第12回 | 水質変換反応4(硬度,アルカリ度,酸化還元) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第13回 | 水質変換反応5(水環境の中での酸化還元) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第14回 | 水質変換反応6(貧酸素水塊,燃料電池,物質循環) 【事前学習】教科書の対応部分を読んで講義内容を予習し,理解が難しい部分を明確化すること.(120分) 【事後学習】講義内容を復習しておくこと.(120分) |
第15回 | まとめ演習(2) 【事前学習】第8回から第14回までの内容をしっかり復習しておくこと.(120分) 【事後学習】問われた内容を再確認し,理解を深めること.(120分) |
その他
教科書 |
松尾友矩・田中修三・神子直之・齋藤利晃・長岡裕 『大学土木『水環境工学』』 オーム社 2014年 第3版
限られた時間内ですべてを理解することは困難なため、教科書および参考書の関連する箇所を自習すること。
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参考書 |
武田育郎 『よくわかる水環境と水質』 オーム社 2010年
アンドリューズ・ブリンブルコム・ジッケルズ・リス・リード 『地球環境化学入門 改訂版』 シュプリンガー・ジャパン 2005年
トーマス・G.スピロ、ウイリアム・M.スティリアニ 『地球環境の化学』 学会出版センター 2000年
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成績評価の方法 及び基準 |
授業への取り組み状況および、 まとめ演習(1),まとめ演習(2)により総合的に評価する |
質問への対応 | 授業中および授業直後およびオフィスアワーを利用してください。 その他については、電子メールによる予約を受け付けます。 |
研究室又は 連絡先 |
小沼研究室 駿河台タワー・スコラS1120室 03-3259-0688 konuma.susumu*nihon-u.ac.jp 吉田研究室 駿河台タワー・スコラS1121室 03-3259-0875 yoshida.yukihito*nihon-u.ac.jp (メールする際は「*」を半角の「@」に書き換えて下さい.) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 17:10 ~ 18:40 小沼研究室 タワー・スコラS1120室
火曜 駿河台 16:40 ~ 18:10 吉田研究室 タワー・スコラS1121室
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学生への メッセージ |
この科目は水質環境学演習における講義時間のみでは網羅できない範囲を含めた講義です。 水質環境学演習との同時履修を強く勧めます。 |