2021年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 |
設計システム論
構造物の設計法と平面骨組み解析
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 関・大渕 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A34S |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 実際の構造物の構造設計及び解析手法の関わりを理解することから、土木構造物のかたちの成り立ちや、構造設計の概念を理解することができます。構造設計の実践的な講義となるので、構造系への就活学生は選択する価値があります。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義及び演習を行い理解度を確認しながら進めます. 担当の教員は,建設会社設計部やコンサルタントでの実務経験をもとに,実務・設計,解析等の要求品質との関連を踏まえた授業を行う。なお,授業の進め方は,オンライン形式(オンデマンド型)とし,試験に際しては,オンライン形式(同時双方向型)を併用して実施する。 |
履修条件 | 力学系の断面力を算出できると能力応力を算定し部材を決定する能力 |
授業計画
第1回 | [事前学習]シラバスをよく読むこと(120分) [講義内容]ガイダンス/基準類 荷重の規定(単位体積重量、地震荷重考え方)、材料の規定、モデルの規定、材料 (コンクリート、鋼、木材)、材料特性(弾性係数、線膨張係数、ひずみ)、材料 強度(終局強度、設計強度)、反力とは、断面力(M.N,S) [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
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第2回 | [事前学習]CSTポータルで配信された書類をよく読むこと(120分) [講義内容]構造設計の手法 日本の構造設計の手法の歴史,設計手法(許容応力度法ASD、終局強度設計法、限 界状態設計法),設計手法のイメージと手法、メリットデメリット,信頼性設計 [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第3回 | [事前学習]CSTポータルで配信された書類をよく読むこと(120分) [講義内容]構造設計手法Ⅰ 鉄筋コンクリート部材の設計手法(許容応力度法) [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第4回 | [事前学習]CSTポータルで配信された書類をよく読むこと(120分) [講義内容]構造設計手法Ⅱ 鉄筋コンクリート部材の設計手法(限界状態設計法) [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第5回 | [事前学習]CSTポータルで配信された書類をよく読むこと(60分) [講義内容]構造設計手法Ⅲ 鋼部材の設計手法(許容応力度法) [事後学習]講義内容をよく復習すること(60分) |
第6回 | [事前学習]CSTポータルで配信された書類をよく読むこと(120分) [講義内容]構造設計手法Ⅳ 鋼部材の設計手法(副部材の限界状態設計法) [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第7回 | [事前学習]CSTポータルで配信された書類をよく読むこと(120分) [講義内容]構造設計手法Ⅴ 鋼部材の設計手法(主部材の限界状態設計法) [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第8回 | [事前学習]CSTポータルで配信された書類をよく読むこと(120分) [講義内容]平面骨組み解析 変位法による平面骨組み解析の原理、剛性マトリックスと逆行列 解析ソフト、入力データ、モデル化、支承条件、荷重、アウトプット [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第9回 | [事前学習]CSTポータルで配信されたモデル図から入力データを作成すること(120分) [講義内容]コンクリート構造物Ⅰ(連続桁→斜πラーメン) 構造条件の整理、荷重の整理、モデル化、解析 [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第10回 | [事前学習]CSTポータルで配信されたモデル図から入力データを作成すること(120分) [講義内容]コンクリート構造物Ⅱ(BOXカルバート) 構造条件の整理、荷重の整理、モデル化、解析 [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第11回 | [事前学習]CSTポータルで配信されたモデル図から入力データを作成すること(120分) [講義内容]コンクリート構造物Ⅲ(斜張橋) 構造条件の整理、荷重の整理、モデル化、解析 [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第12回 | [事前学習]CSTポータルで配信されたモデル図から入力データを作成すること(120分) [講義内容]鋼構造物(不静定トラス) 解析による断面力を利用し、部材を設計。圧縮部材、引張部材の設計 [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第13回 | [事前学習]CSTポータルで配信されたモデル図から入力データを作成すること(120分) [講義内容]断面力図の想像 解析結果を想像する,解析結果の検証,解析結果 [事後学習]講義内容をよく復習すること(120分) |
第14回 | [事前学習]CSTポータルで配信されたモデル図から入力データを作成すること(120分) [講義内容]設計システム論総括 設計フロー、断面性状、断面力、解析、ASD,USD,LSD、平面骨組み解析 [事後学習]理解度確認試験のための学習(120分) |
第15回 | [事前学習]理解度確認試験のための学習(120分) [講義内容]理解度確認試験 [事後学習]理解度確認試験も理解(120分) |
その他
教科書 |
ありません
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参考書 |
ありません
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成績評価の方法 及び基準 |
レポートの提出(40%)+理解度確認試験(60%) |
質問への対応 | オフィスアワーかメイルにて |
研究室又は 連絡先 |
関 文夫 タワー・スコラ1108号室 seki.fumio@nihon-u.ac.jp 大渕将宏 ㈱千代田コンサルタント m-obuchi@chiyoda-ec.co.jp |
オフィスアワー |
土曜 駿河台 12:10 ~ 12:40
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学生への メッセージ |
力学と構造を取り扱う講義で、構造設計すること(部材寸法を確定)が理解できると思います。ゼネコン設計部、コンサルタントの構造系では、入社1~3年生で修得する内容で、社会では必須の技術です. |