2021年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 応用力学Ⅱ演習 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 長谷部・小田・山田 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A41P A42O |
クラス | 1組, 2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 「応用力学Ⅱ演習」では,応用力学Ⅰで学んだ基礎理論をもとに,高さをもった立体的な構造物における力の伝達を解析する方法を学ぶ。また,エネルギー原理に基づいて構造物の変位を解析する方法を習得する。以上の結果,立体的な構造物を設計・計画するために必要な素養を身につけることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面とメディアを併用した科目の場合「ハイブリッド型授業」形式で実施する。 並行して設置している「応用力学Ⅱ」で行った,直前の授業内容に関する演習を行う。 毎回演習問題を出題し,レポート課題を課す。後日演習問題の解答例を公開する。 |
履修条件 | 「応用力学Ⅱ」を同時に履修すること。あるいは事前に履修をしていること。 |
授業計画
第1回 | 静定トラス:節点法,断面法,不静定次数 【事前学習】教科書「7.1.5 演習問題」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
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第2回 | 静定ラーメン:支点反力,断面力 【事前学習】教科書「7.2.4 演習問題」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第3回 | 静定アーチ:支点反力,断面力 【事前学習】教科書「7.3.3 演習問題」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第4回 | 長柱の座屈(1):オイラーの座屈荷重 【事前学習】教科書「第11章,11.1節」を読み,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第5回 | 長柱の座屈(2):支持条件,有効座屈長,強軸と弱軸 【事前学習】教科書「11.1.4 演習問題」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第6回 | 短柱と断面の核 【事前学習】教科書「11.2.3 演習問題」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第7回 | 中間演習課題 【事前学習】教科書第7, 8章およびこれまでの演習問題を復習すること。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第8回 | 構造物の弾性変形:仕事とひずみエネルギー 【事前学習】教科書「8.1.3 演習問題」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第9回 | カスティリアノの定理(1):誘導と証明,トラスの変位の計算 【事前学習】教科書「8.2.4 演習問題 問8-5および問8-7」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第10回 | カスティリアノの定理(2):曲げを受ける部材のひずみエネルギー 【事前学習】教科書「8.2.4 演習問題 問8-6および問8-8以降」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第11回 | 仮想仕事の原理(1):誘導と証明,トラスの変位の計算 【事前学習】教科書「8.3.4 演習問題 問8-10および問8-12」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第12回 | 仮想仕事の原理(2):はり,および静定ラーメンの変位の計算 【事前学習】教科書「8.3.4 演習問題 問8-11,8-13,8-14」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第13回 | 仮想仕事の原理の応用(1):温度差,製作誤差による変形の計算 【事前学習】教科書「8.3.4 演習問題 問8-15,8-16」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第14回 | 仮想仕事の原理の応用(2):ミューラーブレスロウの定理(カイネマチック法)に基づく影響線の算出法 【事前学習】教科書「10.1.5 演習問題」を解き,理解できない箇所を質問できるようにしておくこと。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
第15回 | 総合演習課題 【事前学習】これまでの演習問題を復習すること。(30分) 【事後学習】授業中に解ききれなかった問題,理解が不十分であった問題を再度解き直すこと。(30分) |
その他
教科書 |
野村卓史・長谷部寛 『構造力学演習』 コロナ社 2020年
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参考書 |
野村卓史 『構造力学』 コロナ社 2011年
竹間弘,樫山和男 『構造力学の基礎』 日新出版
『構造力学』(野村卓史 著)は「応用力学Ⅱ」の授業の教科書です。例題等を解くことは,本授業の予習・復習になります。もう1つの参考書は,講義の内容,レベルと同等のテキストです。
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成績評価の方法 及び基準 |
各回の課題の評価(約30%)と定期試験の評価(約70%)に基づいて総合的に評価する。 授業の出席状況が不良の場合は成績評価の対象外とする。また,「応用力学Ⅱ」の授業の出席状況が不良の場合も成績評価の対象外とする。 |
質問への対応 | 演習は課題を理解し実力をつけるために実施しています。そのような意図を理解して,演習時間中に大いにして下さい。 |
研究室又は 連絡先 |
長谷部:タワー・スコラ10階 S1026室,hasebe.hiroshi@nihon-u.ac.jp 小田:タワー・スコラ11階 S1123室,oda.kenichi@nihon-u.ac.jp 山田:タワー・スコラ11階 S1127室,yamada.yuuta@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 17:00 ~ 18:00 長谷部
水曜 駿河台 12:10 ~ 12:40 小田
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 山田
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学生への メッセージ |
応用力学は,理論を理解するだけでなく,実際の問題を確実に解けるようになることが重要です。そのために授業と演習を協調させています。多数の問題に取り組むことが,逆に理論の理解,構造物の力学的特徴の理解にもつながります。演習で出題された問題だけでなく,教科書等の問題をできるだけ多く解き,短時間で正確に解く訓練をして下さい。また,応用力学は,就職試験,公務員試験,大学院入学試験等で必ず出題される科目です。ここでの学修が必ず将来に役立ちます。 |