2021年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 測量実習Ⅱ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 羽柴・園部・志水・門馬 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | A43D |
クラス | B組、C組後半 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 測量実習Ⅱでは、測量の基本的内容である水準測量、縦横断測量、曲線設置をとりあげ、野外での実習を通して土木技術者として測量を実施するための基本的事項を会得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業とオンデマンド型授業を併用したハイブリッド型授業とする。測量実習Ⅰと同様、出発前に測量の目的,条件,方法及び注意事項等の説明を行ってから,指定された野外で5名前後の班単位で実習を行う。実社会で行なわれる測量規模を想定し実習として項目ごとに小規模に条件を設定して実施する。現地では質問には随時対応し、特に実習内容の全体像を把握するように指導する。 |
履修条件 | 測量実習Ⅰを履修、測量学Ⅱと同時履修 |
授業計画
第1回 | 測量実習Ⅱ全体の概説講義 測量実習Ⅱの概要の説明を行う。 事後学習:配布プリントを復習しておくこと。 水準測量(1) 水準測量の基本的な考え方と測定方法を理解する。 事後学習:配布プリントを復習しておくこと。 |
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第2回 | 水準測量(2) 水準測量の考え方と測定方法を理解する。 事前・事後学習:水準測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 |
第3回 | 縦横断測量(1) 縦横断測量の考え方を理解し、現地にて測線に沿って一定間隔に中心杭を打設する。 事前学習:水準測量についての配布プリントを予習しておくこと。 事後学習:縦横断測量についての配布プリントを復習しておくこと。 |
第4回 | 縦横断測量(2) 打設された中心杭に対して縦断測量を行う。 事前・事後学習:縦横断測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 |
第5回 | 縦横断測量(3) 打設された中心杭に対して縦断測量を行う。 事前・事後学習:縦横断測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 縦断測量計算書の提出:不備計算書には個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、返却時の授業時に全体的な指導・講評を行う。 |
第6回 | 縦横断測量(4) 打設された中心杭に対して直角方向の地形に対して横断測量を行う。 事前・事後学習:縦横断測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 |
第7回 | 縦横断測量(5) 打設された中心杭に対して直角方向の地形に対して横断測量を行う。 事前・事後学習:縦横断測量についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 縦横断図の提出:不備図面には個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、返却時の授業時に全体的な指導・講評を行う。 |
第8回 | 曲線設置(1) 単曲線を題材に取り上げ、曲線設置計算書の計算方法、作成方法を説明する。 事前学習:測量学Ⅱで取り上げた、単曲線の内容について確認しておくこと。 事後学習:曲線設置法についての配布プリントを復習しておくこと。 曲線設置計算書の提出:不備計算書には個々に修正箇所を指摘し返却後、再提出を求める。また、返却時の授業時に全体的な指導・講評を行う。 |
第9回 | レベル操作演習 レベルを用いた水準測量の考え方と手順のまとめを、レベル操作演習を通じて行う。また、以降の授業中にテスト演習結果に基づく指導・講評を行う。 事前学習:前回までの水準測量の内容を振り返り、整理しておくこと。 事後学習:テスト結果を受けて、理解が不十分な点を各自復習しておくこと。 |
第10回 | 曲線設置(2) 単曲線を題材に取り上げ、現地での曲線の設置方法を実習する。 事前・事後学習:曲線設置法についての配布プリントを予習・復習しておくこと。 |
第11回 | 路線計画 平面図上に道路の路線計画を図上で実施演習する。 事前学習:測量実習Ⅰで取り上げた、平面図の記載内容を確認しておくこと。 事後学習:路線測量にについての配布プリントを参照し復習しておくこと。 |
第12回 | 地図情報処理・空間情報処理の特徴1 種々の地図情報の種類と基本的な処理の特徴を理解する。 事後学習:配布プリントを参照し復習しておくこと。 |
第13回 | 地図情報処理・空間情報処理の特徴2 種々の空間情報の種類と基本的な特徴を理解する。 事後学習:配布プリントを参照し復習しておくこと。 |
第14回 | 地図情報処理・空間情報処理の特徴3 種々の空間情報の土木分野での利用・応用例を理解する。 事後学習:配布プリントを参照し復習しておくこと。 |
第15回 | 最終講義 測量実習の全体像を再整理し理解を深める。 事前・事後学習:測量実習Ⅰでの距離測量、角測量、トラバース測量、平板測量および測量実習Ⅱの縦横断測量、曲線設置、路線計画の内容を配布プリントを参照し、修得した内容の全体像を再整理し予習・復習しておくこと。 |
その他
教科書 |
プリントを配布する。
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参考書 |
特に指定しない。
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成績評価の方法 及び基準 |
講義課題の提出状況・提出内容の状況、および成果物の提出状況・提出内容の状況によって総合評価する。 |
質問への対応 | 実習中に現地で対応する。またはメールで対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
・船橋校舎:測量実習センター1階準備室 電話:0474-69-5486 (月、木 9:00~18:00 水 12:00~13:00) 〇羽柴 ・駿河台校舎: タワー・スコラ11階1105室。 研究室電話:03-3259-0669 ・e-mail: hashiba.hideki@nihon-u.ac.jp 〇園部 ・駿河台校舎: タワー・スコラ11階1124室。 研究室電話:03-3259-0674 ・e-mail: sonobe.masashi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 10:00 ~ 18:00
木曜 船橋 10:00 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
実習では、5人前後の班行動が基本となります。実習で使用する器材の取り扱いに注意し、お互いに協力して完成させる姿勢を大切にしてください。また、実習内容の全体像を把握することをいつも心がけ、その中で部分部分の諸作業を位置づけて取り組んでください。 |