2021年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 |
ビジュアルスタディ水理
開水路の水理、地下水の水理
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 安田 陽一 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 木曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A44Q |
クラス | 土木工学 3年4年生 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 開水路急変部の流れ、局所流などの実現象を画像で説明し、開水路急変部の流れおよび地下水の流れの取り扱いを技術能力の向上の観点から学習する。実務的に、理論的に解明することが困難な現象がほとんどであるため、水理学的に検討するための解析方法を学習する。 これらのことに基づき以下に示す学習目標を以下に示す。 ・河道・開水路における局所流・地下水の役割を把握し、水理学的な取り扱いが可能となる。 ・現象解明するときに必要な解析方法を身に付け、模型と原型との力学的な相似性を理解して 模型実験および現地調査の役割を把握できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業内容が理解しやすいように画像、動画、資料配布、および模型などを利用して現象を説明する。コロナウィルス対策の影響を受けて、大学への登校規制されている間は、Zoomによるオンライン授業を行います。時間割の設定された時間と曜日に行います。参加できなかった場合にはオンライン授業をオンデマンドで再生動画として見られるようになります。質疑応答はZoom,Google Classroom,またはE-mailで対応します。 |
履修条件 | 水理学Ⅰ・Ⅱの受講・受験した学生が履修できる科目である。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス(授業の進め方,成績評価,資料提供の仕方など)を説明する。また、漸変流の水理に関する授業「通水幅が変化する場合,矩形断面以外の断面水路(台形断面)の漸変流を学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
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第2回 | 限界流周辺の流れに関する授業「支配断面の位置,Brink Dephの存在,限界勾配の漸変流を学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第3回 | 堰を越える流れの水理に関する授業「狭頂堰,広頂堰,長頂堰の定義およびその形成条件を学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第4回 | 横越流の水理に関する授業「常流中,射流中の流量分配の方法について学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第5回 | ゲートからの流れの水理に関する授業「自由流出,潜り流出の水理を学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第6回 | 河川横断構造物周辺で形成される局所流に関する授業「潜り込み流れ,水表面に沿う流れの水理を学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第7回 | 跳水の形成に関する授業「跳水の流況,形成条件,適用条件について学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第8回 | 橋脚周辺の流れに関する授業「橋脚形状による流れの違いを学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第9回 | 局所流の応用に関する授業「石組み技術を活用した河川環境の改善を学ぶ。また,基本的な地下水の水理の取り扱い、地下水、伏流水、湧水の役割とその重要性」について学ぶ。」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第10回 | 相似則に関する授業「模型と原型との関係,フルードの相似性,レイノルズの相似性を学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第11回 | 次元解析による解析方法(その1)に関する授業「次元解析の基本的な考え方を学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第12回 | 減勢工の水理に関する授業「跳水式減勢工,粗礫斜路式減勢工について学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第13回 | 次元解析による解析方法(その2)に関する授業「π定理による解析方法をを学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第14回 | 雨水の排水機能に関する授業「マンホール内の局所流,横引管の排水能力について学ぶ」 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
第15回 | 総まとめに関する説明(60分)。 CSTポータル事前資料をダウンロードし、予習する(60分)。また、授業内容のまとめ、課題レポートを作成し、復習する(60分)。 |
その他
教科書 |
大津岩夫、安田陽一 『水理学 -Theory for Application-』 大津岩夫他5名 理工図書 2019年 第7版
上記の教科書の他に水理研究室で作成した資料に基づく
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参考書 |
水理学に関する参考書は数多くあり、比較しながら勉強することを勧める。
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成績評価の方法 及び基準 |
毎週行うレポート課題、資料のダウンロード、授業参加率などから減点評価を導入します。 持ち点ははじめ100点から始まります。各回に(授業まとめのレポート、課題のレポート、資料の事前のダウンロード、授業参加率ごとに)未完であれば減点し、各回に最大4点の減点が生じるシステムを導入します。また、出席率(最後の授業終了時点で確認)が80%未満の場合、総合評価から10点減点、CSTポータルからの資料のダウンロードの割合(最後の授業終了時点で確認)が80%未満の場合についても総合評価から10点減点とします。なお、レポート(授業内容,課題)の中身は確認します。適当なもの(式の羅列、メモ程度の記述、説明文なし、明らかな書き写し、問題内容と異なる解答)は対象外とします。提出するレポートははじめにご自身が取り組んだ解答を必ず自己添削し、修正したものを記載した状態で提出したものとします。授業内容はご自身が1枚にまとめたものに加えて、必要に応じて修正したものを加えても構いません。授業内容については7割以上ポイントが網羅できていることとします。再生動画および資料を丁寧に見て確認することを勧めます。 |
質問への対応 | 基本的に随時受け付けるが、事前にメールでアポイントをとった学生に限る |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラ棟S1011号室(環境水理研究室) 電子メール:yasuda.youichi@nihon-u.ac.jp 連絡先(Tel&Fax):03-3259-0409 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 16:40 ~ 18:10 S1011号室
金曜 駿河台 15:00 ~ 18:00 S1011号室
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学生への メッセージ |
主体的に取り組まないと理解できない科目である。暗記の科目ではありませんので、論理展開の流れを把握し、基本的な技術力を育成する科目です。 |