2021年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 数理統計学 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 轟・兵頭 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B12B |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、計画や設計、建設など、あらゆる工学的技法の基礎知識を習得することである。具体的には、統計検定2級レベル(https://www.toukei-kentei.jp/)の数理統計学の基礎を理解し、交通観測・調査あるいは種々の実験で得られるデータを適切に処理・解析する能力を養う。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、C「専門基礎学力」の達成に重要な科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面とメディアを併用した「ハイブリッド型授業」である。基本的な理論および適用事例について講義する。なお、講義は予習を前提とする。また実際の交通解析データなどを用いて演習を行い、具体的なデータ処理・解析法を習得する。 |
履修条件 | 両コース共通、専門教育科目(必修) |
授業計画
第1回 | ガイダンス 統計学の基礎 確率と確率分布/母集団と標本/標本抽出 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、統計学の基本概念を理解すること。(120分) |
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第2回 | 標本データのまとめ方 度数分布/分布の特性値(平均・メディアン・モード,レンジ・標準偏差・分散) 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、提出課題の演習により内容を理解すること。(120分) |
第3回 | 確率分布1 確率変数と確率分布/二項分布 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、確率分布に関する基本について理解を深めること。(120分) |
第4回 | 確率分布2 ポアソン分布 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、確率分布に関する基本について理解を深めること。(120分) |
第5回 | 確率分布3 一様分布と正規分布 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、提出課題の演習により内容を理解すること。(120分) |
第6回 | 中間評価演習課題・解説 【事前学習】板書と教科書の復習に基づいて、第1回~第5回までの内容を十分に理解すること。(120分) 【事後学習】課題の解説内容を復習し、内容の理解をさらに深めること。(120分) |
第7回 | 推定1 標本平均の分布/z分布による母平均の推定 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第8回 | 推定2 t分布による母平均の推定/母平均の差の推定 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第9回 | 推定3 母比率の推定/カイ二乗分布による母分散の推定 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第10回 | 仮説検定1 検定手順/母平均の検定 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第11回 | 仮説検定2 母比率の検定/母平均の差の検定 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第12回 | 相関分析 単純相関係数の計算 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第13回 | 回帰分析1 最小二乗法 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第14回 | 回帰分析2 回帰係数の有意性の検定 レポート課題解説(第7回~13回) 【事前学習】教科書を用いて、該当する単元の講義内容を予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を理解し、演習内容を復習し課題に取り組むこと。(120分) |
第15回 | 総合評価演習課題・解説 【事前学習】第7回~14回の単元の講義内容を復習すること。(120分) 【事後学習】課題の解説内容の理解を深めるよう、関連した演習問題を復習し理解すること。(120分) |
その他
教科書 |
『土木・交通工学のための統計学 -基礎と演習-』 コロナ社
講義に使用しますので必ず準備すること。 なお,通信販売となりますのでCSTポータルⅡより販売方法を確認し購入すること。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートにて、その都度、理解度を評価するとともに、中間評価演習課題と総合評価演習課題において全体的な理解度を評価する。総合評価演習課題(50%)、中間評価演習課題(40%)、理解度確認のための課題レポート(10%)の配点とし、GPA制度の基準にしたがって総合評価する。また、出席が80%以下の場合は、原則として採点対象としない。ただし、正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可することがある。 |
質問への対応 | 原則はE-mailで対応する。 また、必要に応じてテレビ会議(Zoom)でも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
轟 7号館744室 運輸交通計画研究室 todoroki.tomoyuki@nihon-u.ac.jp 兵頭 7号館743B室 運輸交通計画研究室hyoudou.satoshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 轟
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 兵頭
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学生への メッセージ |
毎回の予習と復習をしっかりと行えば、おのずと実力が備わります。 |