2021年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 地盤力学Ⅱ | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 峯岸・山中 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B13D |
クラス | 交通システム工学科 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは,地盤に関して構造物への土圧,斜面安定の基本的事 項を学び実務応用に必要となる知識を習得し,自然環境保全や様々な建造物の基礎地盤に対して適切な調査・試験・設計方法を選択し施工法を適用するための基礎的能力を養うことです。この学習は,交通インフラ(道路,鉄道,空港、海港等の施設構造物)や建築物の基礎地盤に関する計画・設計・施工・維持管理ならびに地盤災害の防災対策などに必要な能力を養うための基礎となります。 本科目は,学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,D(専門応用力)の達成に重要な科目です。また,C(専門基礎学力)の達成にも関連する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書を中心に補足を加えながら講義を進め,理解を助けるために適宜課題演習を行います。演習の解説については、提出日の講義内で行います。 授業は、対面授業とzoomを用いた「ハイブリッド型授業」で講義を行います。 |
履修条件 | 専門教育科目,エンジニアリングコース:選択科目,社会基盤系群。 原則として地盤力学Ⅰを履修していること。 マネジメントコースの学生は、他学科設置科目として受講できます。 |
授業計画
第1回 | 地盤力学の基本的知識の復習、土圧とは 【事前学習】前期に行った地盤力学Ⅰの内容を思い返し確認しておくことと教科書pp.1-170をよく読み理解をしておくこと。また、図書館等で関連書籍を調べておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
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第2回 | 土圧理論、静止・主働・受働状態、ランキン土圧論 【事前学習】教科書pp.170-180及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第3回 | クーロン土圧論、擁壁の設計 【事前学習】教科書pp.180-195及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第4回 | 山止め壁、地震時土圧、地下埋没物の土圧 【事前学習】教科書pp.195-208及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第5回 | 斜面の安定、細片分割法 【事前学習】教科書pp.209-225及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第6回 | 摩擦円法、複合すべり解析、土構造物の安全率 【事前学習】教科書pp.225-239及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第7回 | フィルタイプダム、地すべり、山崩れ 【事前学習】教科書pp.240-250及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第8回 | 土構造・基礎構造およびその関連技術、浅い基礎の諸工法、地盤支持力、地盤内応力分布と沈下(1) 【事前学習】教科書pp.251-275及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第9回 | 地盤内応力分布と沈下(2)、深い基礎の諸工法、杭の鉛直・水平支持力 【事前学習】教科書pp.275-302及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第10回 | 地盤改良、軟弱地盤対策 【事前学習】教科書pp.303-320及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第11回 | 補強土工法、ジオシンセティックス利用技術 【事前学習】ポータルで配信する資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第12回 | 軽量土工法、ジオシンセティックス(ジオフォームを含む)利用技術 【事前学習】ポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第13回 | 地盤環境技術 【事前学習】ポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
第14回 | 地盤調査、土質試験、講義のまとめ 【事前学習】教科書pp.321-346及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(60分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、教科書を読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(180分) |
第15回 | 理解度確認総合演習およびその解説 【事前学習】教科書pp.170-346及びポータルで配信した資料(PPTファイル)をよく読み理解をしておくこと。(180分) 【事後学習】講義ノート、ポータルで配信した資料(PPTファイル)、試験終了後の解説を整理、確認しておくこと。(60分) |
その他
教科書 |
箭内寛治、淺川美利 『土質工学』 わかり易い土木講座6 彰国社 2001年 第3版
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参考書 |
(社)地盤工学会 『土の活用法入門』 入門シリーズ27 丸善(株) 2003年 第1版
(社)地盤工学会 『モールの応力円』 ジオテクノート4 丸善(株) 1993年
(社)地盤工学会 『地盤工学入門』 入門シリーズ1 丸善(株) 2000年
(社)地盤工学会 『地盤工学数式入門』 入門シリーズ9 丸善(株) 2001年
(社)地盤工学会 『土質試験から学ぶ土と地盤の力学入門』 入門シリーズ21 丸善(株) 1995年
(社)地盤工学会 『おもしろジオテク』 技報堂出版(株) 1997年 第1版
山本忠幸・金光寿一・峯岸邦夫 『土木職公務員試験過去問と攻略法』 共立出版 2013年 第1版
その他,科目ガイダンスで説明します。
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成績評価の方法 及び基準 |
毎回の講義の理解度を演習課題等で,また全体的な知識の理解度を理解度確認総合演習で評価します。 総合評価は理解度確認総合演習(40%)および演習課題(60%)の配点とし,GPA制度の基準にしたがって合否および優劣の評価を行います。ただし出席率が80%に満たない場合は原則として理解度確認総合演習の採点対象としません(正当な理由がある場合に限り,追加課題の提出により許可)。 |
質問への対応 | オフィスアワー時に対応。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎7号館717室 E-mail:minegishi.kunio@nihon-u.ac.jp(峯岸) E-mail:yamanaka.kouichi@nihon-u.ac.jp(山中) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 峯岸邦夫
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 峯岸邦夫・山中光一
水曜 船橋 12:20 ~ 13:00 山中光一
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学生への メッセージ |
本科目の学習に際して地盤力学Ⅰならびに,必要に応じて高校理科・数学と基礎力学等の復 習をして欲しい。また,この科目で講義する内容は,公務員試験(専門)でも良く出題されるので,予習復習をしっかり行い理解を深めて欲しい。 |