2021年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通流理論 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 下川 澄雄 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B32C |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、自動車交通流に関して、交通現象とその表現方法(速度-密度-交通量の関係)、渋滞の発生メカニズム、交通容量などの基礎的な知識を修得し、実際に対応できる交通技術者としての能力を養うことです。 本科目は,学科の学習・教育到達目標A〜I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,D 「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
授業は演習を交えて行います。 授業方法は、ハイブリッド型授業(対面授業を行うとともに、その授業をWEBカメラを通じて同時に配信する)とします。 なお、本科目は技術士を有する実務経験のある教員が実務での適用を念頭に置きながら講義を行います。 |
履修条件 | 専門教育科目、両コース必修科目 |
授業計画
第1回 | 交通流の状態とその表現(1):交通流の特徴,微視的状態量としての交通流の状態の表現 【事前学習】当該内容(参考資料pp34-35)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
---|---|
第2回 | 交通流の状態とその表現(2):巨視的状態量としての交通流の状態の表現 【事前学習】当該内容(参考資料pp35-36)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第3回 | 交通流率・密度・速度との関係:流量保存則,q-v-kの関係 【事前学習】当該内容(参考資料pp37-40)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第4回 | 渋滞の定義と表現:渋滞とは何か,渋滞の表現 【事前学習】当該内容(参考資料pp40-43)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第5回 | 待ち行列理論:ボトルネックでの待ち行列 【事前学習】当該内容(参考資料pp43-44)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第6回 | ショックウェーブ(1):q-kから得られる交通状態の表現 【事前学習】当該内容(参考資料pp44-45)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第7回 | ショックウェーブ(2):渋滞の延伸・解消速度の証明,様々な交通状態とショックウェーブ 【事前学習】当該内容(参考資料pp44-45)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第8回 | 渋滞対策:日本で発生している渋滞,渋滞対策の方法 【事前学習】国土交通省・各道路会社のHPなどより各種渋滞対策について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第9回 | まとめ演習(1):第1回~第8回の復習テスト 【事前学習】これまでの授業内容を事前学習しておくこと。(120分) 【事後学習】テストの解説を十分理解しておくこと。(120分) |
第10回 | 交通量と速度の特性:交通量の特性,速度の特性 【事前学習】当該内容(参考資料pp46-50)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第11回 | 道路の交通容量(単路部):交通容量の種類と定義,単路部の交通容量と計画・設計への適用 【事前学習】当該内容(参考資料pp244-252)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第12回 | 道路の交通容量(交差点部):交差点の種類,交通容量と飽和交通流率,信号制御の基本, 交差点需要率 【事前学習】当該内容(参考資料pp126-136)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第13回 | 道路の交通容量(交差点部):右折車線の交通容量 自動車・歩行者・自転車の走行特性 【事前学習】当該内容(参考資料pp56-64)について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第14回 | まとめ演習(2):第1回~第13回の復習テスト 【事前学習】これまでの授業内容を事前学習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布プリントとともに、授業内容を十分理解しておくこと。(120分) |
第15回 | 平常試験に替わるレポート 【事前学習】これまでの授業内容を事前学習しておくこと。(120分) 【事後学習】テストの解説を十分理解しておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
教書は使用しません。
交通システム工学総合演習で用いる「道路交通技術必携2018」が参考となります。
|
---|---|
参考書 |
(一社)交通工学研究会 『道路交通技術必携2018』 丸善出版(株) 2018年 第1版
|
成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認期間中の平常試験は行わず、それに替わる方法として「まとめ演習」と「課題レポート」を課します。 まとめ演習で60%、平常試験に替わる課題レポート40%で評価します。 出席が80%未満の場合は、原則として定期試験の採点対象としません。なお、正当な理由がある場合に限り採点対象とします。 |
質問への対応 | オフィスアワー時に研究室にて対応 |
研究室又は 連絡先 |
研究室(船橋校舎7号館1階7111室) shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
|
学生への メッセージ |
交通技術者としての基礎知識を身に着けて、次のステップに進んでください。 |