2021年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 舗装材料実験 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 下川・山中 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B33C |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、アスファルトおよびアスファルト混合物に関する材 料特性について、実験およびその結果と解釈を通じて基礎的な知識を習得することです。 密粒度アスファルト混合物に使用する材料および混合物についての基礎的な実験技術およびそれらの特性を把握した後、透水性アスファルト混合物を作成し、その特性を習得します。また、木製チップなどを用いた舗装材料についても扱います。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、E「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
アスファルトは、粘弾性体の複雑な物質です。そのため、アスファルト舗装に用いるためには一定の品質を保証する必要があります。一方、アスファルト舗装において、アスファルトは骨材の噛み合わせを助けるものであり、適切な量を混入させる必要があります。この科目では、アスファルトに関する試験方法およびアスファルト混合物の配合設計と試験方法を実験を通じ学びます。さらに、得られた測定データの解釈と適用について学びます。講義と演習、実験を適宜交互に行います。講義はパワーポイントと板書を併用し行います.実験は複数のグループに分かれて行います。 授業方法は、ハイブリッド型授業(対面授業と主としてオンデマンド授業を併用する形式)とします。 |
履修条件 | 専門教育科目、エンジニアリングコース選択必修科目、系群共通科目 建設材料Ⅱを修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | (グループR・G オンライン)アスファルト混合物に関する概説,舗装材料実験の進め方と留意点(講義) 【事後学習】授業内容を十分復習しておくこと。(120分) |
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第2回 | (グループR 対面)骨材のふるい分け試験,密度・吸水率試験の説明(講義) 【事後学習】試験方法についてレポートとしてまとめられるように整理してておくこと。(120分) (グループG オンライン)骨材のふるい分け試験,密度・吸水率試験の説明(講義) 【事後学習】試験方法についてレポートとしてまとめられるように整理してておくこと。(120分) |
第3回 | (グループR オンデマンド)舗装材料実験のダイジェスト(実験の予習)(講義) 【事後学習】試験方法についてレポートとしてまとめられるように整理してておくこと。(120分) (グループG 対面)骨材のふるい分け試験,密度・吸水率試験,実験結果のとりまとめ(実験・演習) 【事後学習】試験の状況や結果について整理・とりまとめておくこと。(120分) |
第4回 | (グループR 対面)骨材のふるい分け試験,密度・吸水率試験,実験結果のとりまとめ(実験・演習) 【事後学習】試験の状況や結果について整理・とりまとめておくこと。(120分) (グループG オンデマンド)骨材のふるい分け試験,密度・吸水率試験のレポートの作成(演習) 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめておくこと。(120分) |
第5回 | (グループR オンデマンド)骨材のふるい分け試験,密度・吸水率試験のレポートの作成(演習) 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめておくこと。(120分) (グループG 対面)針入度・軟化点試験,実験結果のとりまとめ(実験・演習) 【事後学習】試験の状況や結果について整理・とりまとめておくこと。(120分) |
第6回 | (グループR対面)針入度・軟化点試験,実験結果のとりまとめ(実験・演習) 【事後学習】試験の状況や結果について整理・とりまとめておくこと。(120分) (グループGオンデマンド)針入度・軟化点試験のレポートの作成(演習) 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめておくこと。(120分) |
第7回 | (グループR オンデマンド)針入度・軟化点試験のレポートの作成(演習) 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめておくこと。(120分) (グループG 対面)マーシャル安定度試験の説明/アスファルト混合物の配合比の決定/レポートの提出(講義・演習) 【事後学習】試験方法・設計方法について復習しておくこと。(120分) |
第8回 | (グループR 対面)マーシャル安定度試験の説明/アスファルト混合物の配合比の決定/レポートの提出(講義・演習) 【事後学習】試験方法・設計方法について復習しておくこと。(120分) (グループG オンデマンド)透水性アスファルト混合物の配合設計(演習) 【事後学習】設計方法について復習しておくこと。(120分) |
第9回 | (グループR オンデマンド)透水性アスファルト混合物の配合設計(演習) 【事後学習】設計方法について復習しておくこと。(120分) (グループG 対面)マーシャル安定度試験用供試体の作製,透水性アスファルト混合物供試体の作製/レポートの返却(実験) 【事後学習】試験状況について整理・とりまとめておくこと。(120分) |
第10回 | (グループR 対面)マーシャル安定度試験用供試体の作製,透水性アスファルト混合物供試体の作製/レポートの返却(実験) 【事後学習】試験状況について整理・とりまとめておくこと。(120分) (グループG オンデマンド)レポートの修正(演習) 【事後学習】レポートの指摘事項に対し確実に対応していることを確認すること。(120分) |
第11回 | (グループR オンデマンド)レポートの修正(演習) 【事後学習】レポートの指摘事項に対し確実に対応していることを確認すること。(120分) (グループG 対面)マーシャル安定度試験,実験結果のとりまとめ(実験・演習) 【事後学習】試験状況や結果について整理・とりまとめておくこと。(120分) |
第12回 | (グループR 対面)マーシャル安定度試験,実験結果のとりまとめ(実験・演習) 【事後学習】試験状況や結果について整理・とりまとめておくこと。(120分) (グループG オンデマンド)マーシャル安定度試験レポートの作成(演習) 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめておくこと。(120分) |
第13回 | (グループR オンデマンド)マーシャル安定度試験レポートの作成(演習) 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめておくこと。(120分) (グループG 対面)現場透水試験,実験結果のまとめ,レポート作成(実験・演習) 【事後学習】試験状況や結果について整理・とりまとめ,レポートとしてまとめておくこと。(120分) |
第14回 | (グループR 対面)現場透水試験,実験結果のまとめ,レポート作成(実験・演習) 【事後学習】試験状況や結果について整理・とりまとめ,レポートとしてまとめておくこと。(120分) (グループG オンデマンド)舗装材料実験のダイジェスト(実験の復習)(講義) 【事後学習】試験方法についてレポートに記載されている内容を確認すること。(120分) |
第15回 | (グループR オンデマンド)レポートの最終提出 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめるとともに,レポートとしての要求レベルが満足されているか確認すること。(120分) (グループG 対面)レポートの最終提出 【事後学習】試験方法・試験結果などについてレポートとしてまとめるとともに,レポートとしての要求レベルが満足されているか確認すること。(120分) |
その他
教科書 |
骨材、アスファルトおよびアスファルト混合物に関する試験法についてプリント等を配布し、授業時に説明する。
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参考書 |
戸川和夫、竹村和夫、笠原篤、庄谷征美、他3名 『建設材料(第2版)』 森北出版 2012年 第2版
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成績評価の方法 及び基準 |
各試験項目ごとにレポートを課し、その項目の理解度を評価します。成績はレポートの点数で総合評価します。正当な理由がない出席率90%未満の学生およびレポート未提出者については総合評価の対象とはしません。 |
質問への対応 | 質問等は下記の研究室およびオフィスアワーにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
下川:道路道路マネジメント研究室7111室 shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp 山中:地盤工学研究室717室 yamanaka.kouichi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:10 ~ 13:00 山中
水曜 船橋 12:20 ~ 13:00 山中
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学生への メッセージ |
身近にあるアスファルト舗装をより深く体感できます。 |