2021年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 環境工学Ⅲ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 橋本 修 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C13Q |
クラス | 建築2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 光・視環境の立場から建築空間を評価し、快適性・省エネルギー性の側面から建築環境をデザインするための工学的技術の利用に関する基礎知識を修得できる。日照・日影、採光と昼光利用、人工照明、色彩等に関するテーマを通して、人の感覚特性に基づいた心理的・物理的評価法による空間評価や環境計画への応用について学ぶことができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義を中心として進める。指定した教科書の他に資料を配布して解説を行い、適時レポートの作成または講義テーマに関連した演習問題を行って理解度の確認を行う。 対面授業「ハイブリッド型授業」で行う 授業における資料や課題についてはGoogleクラスルームを利用する(クラスルームについての連絡はCSTポータルに掲示する) |
履修条件 | 選択科目 |
授業計画
第1回 | 学修目標に則して、光・視環境の評価および設計における環境工学理論と心理評価の役割の概要について学修することができる。 【事前学習】シラバス内容を確認の上、授業に臨むこと。(40分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(60分) |
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第2回 | 太陽放射と日照:太陽光の影響、日照、太陽の位置、天空輝度分布について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第3回 | 日照・日影:日照の確保、建物配置・建物形態と日影、日影曲線による評価について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第4回 | 光と視覚:視覚の特性、比視感度曲線、明順応・暗順応、測光量と単位について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第5回 | 昼光の利用:昼光照明と建築、全天空照度、開口と直接・間接昼光率、均斉度、採光導入の利用について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第6回 | 人工照明:光源の種類と特性、光色と色温度、演色性、演色評価数について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第7回 | 視環境計画:明視の条件、視作業と照度基準、照度分布、均斉度、輝度分布について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第8回 | 光環境に関する総合演習(1)及びその解説 【事前学習】1~7回目までの授業内容を復習し、課題に応答できる理解度をもって授業に臨むこと。(190分) 【事後学習】総合演習課題で理解度を確認し、理解不足であった内容を復習によって補うこと。(120分) |
第9回 | 照明計算①:逐点法による照度計算、照明器具と配光特性、点・線・面光源による直接照度計算、間接照度計算について学修することができる。 【事前学習】1~7回目までの授業内容を復習し、理解できない箇所を質面できるように整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第10回 | 照明計算②:光束法による照度計算、照明率、室指数、保守率、天井照明器具の配置法について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第11回 | 明視環境の保護:視環境障害の要素、輝度対比、グレア、フリッカー、シルエット現象について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第12回 | 照明環境の適正:輝度分布と明るさ感、モデリング、照明方式について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第13回 | 色の知覚と表示:色の3属性、表色系、三刺激値、色度、色差について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第14回 | 色彩効果・計画:加法混色・減法混色、対比、色彩効果、色彩調和について学修することができる。 【事前学習】教科書を読み理解できないところを整理しておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容及び演習について復習し理解を深めること。(120分) |
第15回 | 光環境に関する総合演習(2)及びその解説 【事前学習】8~14回目までの授業内容を復習し、課題に応答できる理解度をもって授業に臨むこと。(190分) 【事後学習】総合演習課題で理解度を確認し、理解不足であった内容を復習によって補うこと。(120分) |
その他
教科書 |
田中俊六、武田仁、足立哲夫、土屋喬雄 『最新建築環境工学』 井上書院 2014年 第4版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
授業の一環として実施する課題・レポートなどにより評価する なお、新型コロナウィルスの影響に伴い変更の可能性がある。変更の場合は授業時に伝達する。 |
質問への対応 | CSTポータル又はGoogleクラスルームにて行う |
研究室又は 連絡先 |
研究室 タワースコラ S808室 hashimoto.osamu30@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:15 ~ 13:15
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学生への メッセージ |