2021年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 |
経済学特論Ⅰ
経済学の基礎
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 矢口 和宏 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C13R |
クラス | 企画経営コース | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 経済学の基礎はミクロ経済学とマクロ経済学からなり、これらの基本修得が学修到達目標となる。このことにより、経済現象を読み解く文法を身につけることができる。なお、この科目は学習範囲が不動産鑑定士2次試験(経済学)と公務員試験の教養試験と重なるので、これらの試験に関心がある学生にとっては有益な知識を得ることができ、経済学の基礎を説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
ハイブリッド型授業 対面授業を行うとともに、授業内容の動画をgoogle driveにアップロードする。授業内容の動画はCSTポータルⅡの「経済学特論Ⅰ」の授業ページからアクセスすることが可能である。 |
履修条件 | 特別な条件はない。 |
授業計画
第1回 | 経済学への招待:経済学の学び方と公的資格試験の出題傾向について 事前学習:シラバスの内容を確認のうえ授業に臨むこと(120分)。 事後学習:テキスト167ページから179ページを読み、理解できない箇所について次の質問に質問できるようにすること(180分)。 |
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第2回 | 経済システム:経済活動、経済体制、経済主体、経済循環について 事前学習:テキスト9ページから20ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第3回 | 選択と取引①:資源の希少性と合理的な意思決定について 事前学習:テキスト21ページから30ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第4回 | 選択と取引②:特化・分業と比較優位の原理について 事前学習:テキスト30ページから38ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめ、テキストの40ページにある演習問題を解くこと。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第5回 | ミクロ経済学①:需要曲線と供給曲線の導出 事前学習:テキスト41ページから47ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第6回 | ミクロ経済学②:需要曲線と供給曲線のシフト 事前学習:テキスト48ページから59ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめ、テキストの60~62ページにある演習問題を解くこと。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第7回 | ミクロ経済学③:ビジネスへの応用:企業の経営戦略 事前学習:テキスト63ページから74ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第8回 | ミクロ経済学④:政策への応用:政府の公共政策 事前学習:テキスト74ページから84ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめ、テキストの85~86ページにある演習問題を解くこと。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第9回 | マクロ経済学①:GDP(国内総生産)統計について 事前学習:テキスト87ページから96ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第10回 | マクロ経済学②:物価、失業統計について 事前学習:テキスト96ページから104ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめ、テキストの105~106ページにある演習問題を解くこと。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第11回 | マクロ経済学③:経済成長と安定化政策について① 事前学習:テキスト107ページから117ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第12回 | マクロ経済学④:経済成長と安定化政策について② 事前学習:テキスト118ページから128ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第13回 | ゲーム理論入門①:ゲーム理論の概略と囚人のジレンマゲームについて 事前学習:テキスト131ページから139ページを読み、理解できない箇所(数式を含む)を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめ、テキストの129ページにある演習問題を解くこと。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第14回 | ゲーム理論入門②:企業間競争とチェーンストアゲームについて 事前学習:テキスト140ページから151ページを読み、理解できない箇所(数式を含む)を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめ、テキストの129ページにある演習問題を解くこと。そして、不明な部分は次回の授業で質問すること(120分)。 |
第15回 | 日本経済の歩み:戦後の日本経済について 事前学習:テキスト153ページから165ページを読み、理解できない箇所を質問できるようにして、授業に望むこと(120分)。 事後学習:上記のテキストの該当部分を読み直したうえで授業ノートをまとめること。特に、今回の内容は後期の「経済学特論Ⅱ」につながる。さらに、テキスト167ページから179ページを読み、あらためて経済学とのつきあい方を学びなおすこと。 |
その他
教科書 |
矢口和宏・坂本直樹 『経済学概論』 (株)みらい 2016年 第1版
高校の公民科教科で学習する内容から始まり、ミクロ、マクロ経済学の基礎、さらにはゲーム理論の基礎や日本経済の歩みまでをコンパクトに解説している。また、最後の章では、これからの経済学のつきあい方や公的資格試験での経済学の出題傾向を説明している。
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参考書 |
福岡正夫 『ゼミナール 経済学入門(第4版)』 日本経済新聞社 2008年 第4版
公務員試験や不動産鑑定士試験を目指す学生には、教科書の次に読むべき本として推奨する。
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成績評価の方法 及び基準 |
CSTポータルⅡを通じた毎回の小テストの合計点で評価する(100%) |
質問への対応 | 教室もしくは、CSTポータルⅡのQ&A機能で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する 窓口 都市計画研究室(泉山)タワー・スコラS805室 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
疑問が生じたら恥ずかしがらずに積極的に質問してください。そのことが理解の早道です。 |