2021年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 都市防災 | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 根上 彰生 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C25R |
クラス | 企画経営コース | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 都市において発生する自然災害とその被害について理解し、現在までの防災、減災の取り組みについて学び、あわせて都市防災に関連する計画や制度について理解し、都市におけるこれからの防災、減災、復興のあり方と方向性について説明できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
ハイブリット型授業 講義形式を基本とし、小課題やグループ討議等を適宜実施する。 |
履修条件 | 都市計画Ⅰを履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 都市防災の概要 講義の進め方について説明する。 【事前学修】シラバスを読んでおくこと。(120分) 【事後学習】講義内容と関連する事項について調べておくこと。(120分) |
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第2回 | 都市における災害の歴史 過去発生した都市における自然災害、特に大規模災害の歴史を概観する。 【事前学習】近年発生した大規模災害について調べ、整理しておくこと。(120分) 【事後学習】事例を通して災害への対応と復旧、復興の流れについて調べておくこと。(120分) |
第3回 | 防災計画の概要① 日本の防災計画について理解する。 【事前学習】参考書等を読み、日本の防災計画の概要について整理しておくこと。(120分) 【事後学習】防災に関連する都市計画関連制度について整理しておくこと。(120分) |
第4回 | 防災計画の概要② 防災計画の課題について考察する。 【事前学習】防災計画の具体例について調べておくこと。(120分) 【事後学習】近年発生した大規模災害を念頭に、防災計画の課題について整理しておくこと(120分) |
第5回 | 地震災害と都市火災 地震災害の特性、特に火災発生と延焼について理解する。 【事前学習】大規模火災の事例について調べておくこと。(120分) 【事後学習】都市における防火対策について整理しておくこと。(120分) |
第6回 | 風水害等の各種災害 風水害など地震災害以外の災害の種類、発生メカニズムについて理解する。 【事前学習】どのような災害があるのか事例を調べておくこと。(120分) 【事後学習】それぞれについてどのような防災対策が必要か整理しておくこと。(120分) |
第7回 | 避難計画 避難計画の概要と計画立案に必要な知識について修得する。 【事前学習】自治体の避難計画について調べておくこと。(120分) 【事後学習】避難計画の立案手法について整理しておくこと。(120分) |
第8回 | 発災後の応急対応 発災後の建築物調査、特に被災建築物応急危険度判定について理解する。 【事前学習】被災建築物応急危険度判定の仕組みについて調べておくこと。(120分) 【事後学習】住家被害認定調査なども含め、被災後の建築物調査の課題について整理しておくこと。(120分) |
第9回 | 復旧・復興のプロセス 災害発生後の復旧、復興の過程について理解する。 【事前学習】避難所の開設、運営、仮設住宅・復興住宅の建設の過程について調べておくこと。(120分) 【事後学習】阪神淡路大震災と東日本大震災の復興過程について整理し、課題について考察しておくこと。(120分) |
第10回 | 災害対策に関するの法制度 防災に関する法制度について理解する。 【事前学習】日本の災害法制について調べておくこと。(120分) 【事後学習】日本の災害法制の変化について整理し、今後のどうあるべきかについて考えること。(120分) |
第11回 | 都市災害への行政対応 災害時の国・地方自治体の役割について理解し、行政対応の全体像を理解する。 【事前学習】国や自治体の危機管理対策について調べ、その特徴について整理しておくこと。(120分) 【事後学習】過去の災害事例を踏まえ、国や自治体の危機管理対策の課題について整理しておくこと。(120分) |
第12回 | 防災まちづくり 地区レベルでの防災への取り組みについて理解する。 【事前学習】防災まちづくりの事例についてしらべておくこと。(120分) 【事後学習】地区防災計画の現状と具体例について整理しておくこと。(120分) |
第13回 | 事前復興 事前復興の概念と取り組みについて理解する。 【事前学習】事前復興の取り組みの内容についてしらべておくこと(120分) 【事後学習】事前復興の課題について整理しておくこと。(120分) |
第14回 | レポート課題の出題とその解説 レポート課題の内容について説明し、それについて討論を行う。 【事前学習】レポートの作成の事前準備を行っておくこと。(120分) 【事後学習】資料を収集し、レポートの作成を行うこと。(120分) |
第15回 | プレゼンテーション 【事前学習】各自テーマを決め、プレゼンテーションを作成しておくこと。(120分) 【事後学習】講義の全体の内容を振り返り整理しておくこと。(120分)。 |
その他
教科書 |
必要に応じ資料を配布する。
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参考書 |
梶 秀樹, 塚越 功 『改訂版 都市防災学: 地震対策の理論と実践』 学芸出版社 2012年
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート課題(50%)、講義内での発表(50%) |
質問への対応 | 授業後に対応する. |
研究室又は 連絡先 |
研究室:タワースコラS803 メールアドレス:negami.akio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |