2021年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 都市計画Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 宇於崎 勝也 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C41P C42Q |
クラス | |||
履修系統図 | の系統図確認 企画経営コースの系統図確認 建築コースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 建築学科の学生として必要な住宅・建築物が集積する場としての都市と都市計画に関する基礎的な事項が説明できる。 都市計画概説/都市の発達と近代都市計画/法定都市計画と都市基本計画の基礎 |
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授業形態及び 授業方法 |
ハイブリッド型授業(対面授業を行うとともに、メディア授業の視聴を併用する) プレゼンテーションツールと配布資料を用いた講義形式。教科書は事前学習・事後学習に必須。数回の課題または演習を実施する。 |
履修条件 | 必修科目でもあり、授業をしっかり聞いて内容を理解すること。 |
授業計画
第1回 | 都市計画とは何か、建築と都市のつながり 全体の講義の範囲、内容、目的、成績の評価方法の説明 【事前学習】都市計画とは何か自身で考え、調べて、質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市計画とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
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第2回 | 都市計画概説1 都市計画とは何か、都市計画の意義、人々の暮らしと都市 住宅・建築物を取り巻く環境がどのようにコントロールされているのかを解説する。 【事前学習】教科書1ページから33ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市計画の意義とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第3回 | 都市計画概説2 都市計画とは何か、都市計画の意義、建築物と都市 建築物を取り巻く都市環境のマネジメントの方法について解説する。 【事前学習】教科書1ページから33ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,建築物と都市の関係とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第4回 | 都市の発達1 都市の成長過程、都市化、建築物や市街地の拡がり 居住環境に着目した都市の広がりの理論について解説する。 【事前学習】教科書1ページから33ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市の成長過程や都市化とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第5回 | 都市の発達2 都市の成長過程、地域構造に関する理論、住宅地の構成 住宅地の構成をもとにした都市の拡大と縮小の進展を解説する。 【事前学習】教科書1ページから33ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,具体の都市に置き換えて概念を理解し,さらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第6回 | 近代都市計画史1 産業革命と理想都市論(E.ハワード、T.ガルニエなど) 都市の疲弊と新たな住宅地の展望、産業革命の頃の状況と建築物を中心とした理想都市の発展を解説する。 【事前学習】教科書34ページから40ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,産業革命と理想都市論概念とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第7回 | 近代都市計画史2 近代都市論(ル・コルビュジエ、CIAMなど) 新たな都市・住宅地の理念、集合住宅からなる都市の中心部と郊外の戸建て住宅からなる都市論を解説する。 【事前学習】教科書40ページから41ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,近代都市論(主にル・コルビュジエ)とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第8回 | 近代都市計画史3 近隣住区論(C.A.ペリー、G.フェーダーなど) 住宅地を構成する新たな理論、都市を支える機能について解説する。 【事前学習】教科書41ページから44ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,近隣住区論とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第9回 | 近代都市計画史4 現在の都市計画(1960年代以降) 経済発展を背景にした都市と建築物、建築家の考える都市像と現在に向かう都市の動きを解説する。 【事前学習】教科書44ページから47ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,近代都市計画史とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第10回 | 近代都市計画史5 日本の近代都市計画、近代日本の発展と都市・建築の更新 日本における近代都市計画の動きと日本で活躍した建築家を解説する。 【事前学習】教科書199ページから200ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,日本の近代都市計画とは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第11回 | 都市計画の方法1 基本構想、基本計画、実施・事業計画、市町村マスタープラン 都市を形成するための行政計画を住宅や建築物の側面からとらえて解説する。 【事前学習】教科書50ページから64ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市計画の基本的な仕組みとは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第12回 | 都市計画の方法2 都市を形成するためのマスタープランと基本計画 土地・住宅調査にもとづく日本の住宅の現況と住宅マスタープランを中心の解説する。 【事前学習】教科書64ページから90ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市計画の基本的な仕組みとは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第13回 | 都市計画の方法3 都市計画の目指すところとその役割 都市防災、都心居住、都市居住、都市内の住商工のすみわけを中心に解説する。 【事前学習】教科書91ページから112ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市計画の基本的な仕組みとは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第14回 | 都市計画の方法4 都市計画の手段としての法・条例・制度・事業による手法 都市計画を実現する法制度、事業などを解説する。 【事前学習】教科書201ページから222ページを読んで理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市計画の基本的な仕組みとは何かをさらに探り,発表できるようにしておくこと。(120分) |
第15回 | まとめとふりかえり 講義内容全体を網羅した演習(住宅・建築物に関する出題)により理解を深める。 【事前学習】教科書全体を通読し,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】授業内容をふまえ,都市計画の全体像を理解し,発表できるようにしておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
小嶋勝衛・横内憲久 監修 『都市の設計と計画』 共立出版 2017年 第3版
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参考書 |
日笠 端・日端康雄 『都市計画[978-4320077140』 共立出版 1993年 第3増補版
都市計画に関する文献は多いので、必要に応じて紹介するが、あわせて各自で適切なものを探し適宜参考にすること。
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験の成績に講義の一環として実施する課題と演習を加味して評価する 授業レポートは対面授業・メディア授業ともに提出を求める 社会情勢により定期試験が実施できない場合は、変更内容を周知する |
質問への対応 | 随時受け付ける。授業時間の最後には必ず質問を受け付けるので、上手に活用して欲しい。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラS804室 都市計画研究室 TEL:03-3259-0410 E-Mail:uozaki.katsuya@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:15 ~ 13:15 タワー・スコラS804室
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学生への メッセージ |
対面授業であってもメディア授業の動画を利用して講義内容の理解に努めてほしい。授業中に話した事項を注意深く聞き取ってほしい。 |