2021年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 構造力学Ⅳ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 中島・長沼 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C53R |
クラス | 建築 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 力学と構造設計を結びつける構造計画と共に、構造設計のための基礎知識として要求される塑性解析、構造物の保有水平耐力計算法など、構造設計に直結した力学の体系を学び、それらを理解することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義内容は基礎的な原理や理論の習得を目的とする部分と、構造設計への応用的知識を養う部分で構成されている。 授業方法は、講義資料やパワーポイントなどを利用して行い、前回の内容の復習から始め、徐々に新しい内容に入るよう配慮し、理解の促進を図る。 新型コロナウイルスの感染防止のため,10月7日まではオンライン授業とする。 10月7日以降は対面とオンラインの併用とする。 |
履修条件 | 構造力学I、構造力学II、構造力学Ⅲ、応用力学を履修していることが望ましい |
授業計画
第1回 | マトリックス構造解析法(1) マトリックス法の基本概念とマトリックス代数学 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
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第2回 | マトリックス構造解析法(2) マトリックス法によるトラス構造の解析(一次元問題) 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第3回 | マトリックス構造解析法(3) マトリックス法によるトラス構造の解析(二次元問題) 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第4回 | マトリックス構造解析法(4) マトリックス法によるラーメン構造の解析 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第5回 | マトリックス構造解析法(5)非線形解析と有限要素法 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第6回 | 総合演習1 マトリックス構造解析法 【事前学習】前回までの講義資料、演習課題などを復習して理解していくこと。(120分) 【事後学習】平常試験でできなかった問題について回答できるようにすること。(120分) |
第7回 | 塑性解析(1)塑性力学の位置付けおよび基礎 【事前学習】教科書pp.223-225、pp.169-172を読んで理解できない個所を 質問できるようにまとめておくこと。(120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第8回 | 塑性解析(2)軸力部材の断面特性とトラスの弾塑性 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第9回 | 塑性解析(3)曲げ部材の断面性能 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第10回 | 塑性解析(4)骨組の弾塑性 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第11回 | 塑性解析(5)骨組構造の塑性崩壊と上下界定理 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第12回 | 塑性解析(6)塑性解析の応用:保有水平耐力 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第13回 | 構造力学と構造設計(1)構造設計の概要 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第14回 | 構造力学と構造設計(2)許容応力度計算 【事前学習】講義資料を読んで理解できない個所を質問できるようにまとめておくこと。 (120分) 【事後学習】演習課題を通して理解を深め、発表できるようにしておくこと。(120分) |
第15回 | 総合演習2 塑性解析および構造設計 【事前学習】前回までの講義資料、演習課題などを復習して理解していくこと。(120分) 【事後学習】総合演習課題で、できなかった問題について回答できるようにすること。(120分) |
その他
教科書 |
構造力学研究会 『建築構造力学(下) [ISBN 978-4-8446-0780-9]』 理工図書 2011年 第初版
日本建築学会 『鋼構造塑性設計指針 [ISBN 978-4-8189-0637-2]』 丸善 2017年 第3版
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参考書 |
必要に応じて講義資料を配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
総合演習課題1、2の内容により評価する。 ※新型コロナウイルスの影響に伴い変更の可能性がある。変更の場合は授業時あるいはCSTポータルⅡにより伝達する。 |
質問への対応 | メールでの質問を受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
長沼:タワー・スコラ S904室 naganuma.kazuhiro@nihon-u.ac.jp 03-3259-0969 |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 09:00 ~ 17:00 担当教員により時間が変わる。
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学生への メッセージ |
構造系を目指す学生、一級建築士の合格および構造設計者を目指すには必須の教科です。 |