2021年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 総合演習(建築構造設計) | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 北嶋・福井 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D21G |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 鉄筋コンクリート造建物を対象に、実際の構造設計・構造計算を行い構造図を作成することにより、実務的な構造設計および構造計算書の作成方法について学ぶ。 この科目は、本学科で学んだ海洋建築工学に関するすべての知識を駆使して、構造設計という総合的な作業の実践を学ぶもので、将来エンジニアとして必要な基礎的な知識・工学的判断力を身につけることができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 授業は、設計の基本的な考え方と流れを解説する講義と、その内容を実際に構造設計する演習を組み合わせながら実施する。 講義は、必要に応じてパワーポイント等で具体例を示しながらメディア併用授業で進める。 また、その場で計算を進めることがあるので必ず電卓を持参すること。 なお、本講義は、構造設計の実務経験が豊富な教員から、実務レベルと同等の設計課題の指導を受け、構造設計に関する理解を深める。 |
履修条件 | 構造力学D(不静定構造物の解法)、コンクリート構造、基礎構造の基礎的な知識を習得していることが望ましい |
授業計画
第1回 | ガイダンス(メディア授業) 過去の地震による鉄筋コンクリート造建物の被害例 シラバス内容を確認の上,授業に臨むこと 【事後学習】授業中のパワーポイント等を見て知識を整理する。(120分) |
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第2回 | 耐震設計法の歴史的変遷 性能設計と耐震設計法の基本的考え方 【事後学習】授業中のパワーポイント等を見て知識を整理する。(120分) |
第3回 | 設計概要 : 許容応力度、許容地耐力、仮定断面、荷重の算定、設計用床荷重表 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第4回 | 剛比計算、C・M・Q0の算定、柱軸方向力の算定、建物重量の算定 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第5回 | 1次設計の内容、設計の手順、地震層せん断力、設計ルートの確認 第1回チェック(建物重量の算定まで) 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第6回 | 鉛直荷重時応力計算法、水平荷重時応力計算法(D値法)、設計応力表の作成 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第7回 | 2次設計の内容、設計の手順、層間変形角、剛性率、偏心率 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第8回 | 2次設計 : 保有水平耐力の検討 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第9回 | 保有水平耐力 : 塑性解析 第2回チェック(設計ルートの確認、応力算定) 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第10回 | はり・柱の設計 : 曲げ補強筋の算定 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第11回 | はり・柱の設計 : せん断力に対する検討 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第12回 | 基礎の設計 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第13回 | スラブ、小ばり、耐震壁、階段等の設計 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第14回 | 構造計算書、構造図作成について 第3回チェック(はりの設計まで) 【事後学習】設計演習課題を行う。(120分) |
第15回 | 設計課題(構造計算書と構造図面)の提出 【事前学習】設計課題の見直し及び仕上げるとともに、構造設計の流れと方法を理解する。(120分) |
その他
教科書 |
日本建築学会関東支部 『鉄筋コンクリート構造の設計―学びやすい構造設計―』 2020年
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参考書 |
『鉄筋コンクリート構造計算基準・同解説』 日本建築学会 2018年版年
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成績評価の方法 及び基準 |
設計課題(構造計算書と構造図面)=80%、平常点(授業内課題等)=20% |
質問への対応 | 研究室にて、随時質問に対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
海洋建築工学科 北嶋研究室 13号館1361室、kitajima.keiji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20 13号館1361北嶋研究室
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20 13号館1366福井研究室
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20 13号館1365高橋研究室
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学生への メッセージ |
建築構造技術者として必須の知識を修得できる科目である。将来構造設計者を目指す学生はもちろんのこと、建築施工、建築デザイン・計画を志望する学生諸君も必ず学ぶ必要のある内容である。 |