2021年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 海洋政策と関連法規 | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 桜井・寺口・鈴木 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D52C |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 海洋および日本の沿岸域を管理し、その空間や資源を開発・利用するために守らなければならない国際法(国連海洋法条約)および主要な国内法の目的や規制内容について理解することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
ハイブリッド型授業 |
履修条件 | 建築法規およびウォーターフロント計画Ⅰを修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 日本の海洋政策と関連法規の体系: 日本の領土・領海に関する紛争と課題,日本の海洋政策,海洋およびウォーターフロントの管理や開発・保全に関わる法の体系 【事前学習】海の領有に関する隣国との問題についてインターネットの記事を調べておくこと。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,関連法規の体系や主な術語の意味を調べておくここと。(120分) |
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第2回 | 国内法①: 国内法の基本と改正の流れ(規制法と利用法) 【事前学習】港湾法の条文をインターネットで入手し,法の目的など記載内容に目を通しておく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,港湾法について復習しておく(120分) |
第3回 | 国内法②: 港湾法の目的と規制内容 【事前学習】港湾法の条文をインターネットで入手し,法の目的など記載内容に目を通しておく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,港湾法について復習しておく(120分) |
第4回 | 国内法③: 漁港漁場整備法の目的と規制内容 【事前学習】漁港漁場整備法の条文をインターネットで入手し,法の目的など記載内容に目を通しておく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,漁港漁場整備法について復習しておく(120分) |
第5回 | 国内法④: 海岸法の目的と規制内容 【事前学習】海岸法の条文をインターネットで入手し,法の目的など記載内容に目を通しておく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,海岸法について復習しておく(120分) |
第6回 | 国内法⑤: 河川法その他関連法規の目的と規制内容 【事前学習】河川法、港則法、海上衝突予防法、公有水面埋立法、運河法等の条文をインターネットで入手し,法の目的など記載内容に目を通しておく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,河川法について復習しておく(120分) |
第7回 | 国連海洋法条約①: 海の自由と海洋主権論争 【事前学習】古代から近世に至る海の利用と独占の歴史をインターネットで調べ理解しておく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,古代ギリシャ(ロードス法),中世(大航海時代),近世(狭い領海と広い公海)に至る世界での海洋の利用と支配の歴史について復習しておく(120分) |
第8回 | 国連海洋法条約②: 海洋法の法典化,国連海洋法条約の特徴 【事前学習】第1次~第3次に渡る国連海洋法会議の経緯をインターネットで調べ理解しておく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
第9回 | 国連海洋法条約③: 海洋空間の法的区分,通常基線,内水,内海,河口,礁,閉鎖線,低潮高地,港と停泊地,湾,歴史的湾 【事前学習】国連海洋法条約の条文を参照して,今回の授業で学ぶ予定の箇所を読んでおく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
第10回 | 国連海洋法条約④: 沿岸群島と直線基線,わが国の基線,群島国,群島基線,群島水域 【事前学習】国連海洋法条約の条文を参照して,今回の授業で学ぶ予定の箇所を読んでおく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
第11回 | 国連海洋法条約⑤; 領海と領空,無害通航権,航路帯,軍艦の無害通航,接続水域 【事前学習】国連海洋法条約の条文を参照して,今回の授業で学ぶ予定の箇所を読んでおく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
第12回 | 国連海洋法条約⑥ 島,国際海峡,日本の国際海峡,海峡通航権,通過通航制度 【事前学習】国連海洋法条約の条文を参照して,今回の授業で学ぶ予定の箇所を読んでおく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
第13回 | 国連海洋法条約⑦: 排他的経済水域,領土と沖ノ鳥島の保全,非生物資源,生物資源,その他の権利と義務 【事前学習】国連海洋法条約の条文を参照して,今回の授業で学ぶ予定の箇所を読んでおく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
第14回 | 国連海洋法条約⑧: 大陸棚の定義,200海里を超える大陸棚縁辺部の外縁線,外縁線の設定方法,沿岸国の権利と義務 【事前学習】国連海洋法条約の条文を参照して,今回の授業で学ぶ予定の箇所を読んでおく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
第15回 | 国連海洋法条約⑨: 日本の海洋境界問題(日中,日韓,日露),海洋紛争の事例,国際海洋法裁判所 【事前学習】国連海洋法条約の条文を参照して,今回の授業で学ぶ予定の箇所を読んでおく。(120分) 【事後学習】授業ノートを整理し,国連海洋法条約の重要箇所にアンダーラインを引いて,講義の復習をしておく(120分) |
その他
教科書 |
国連海洋法条約および国内法(港湾法、漁港漁場整備法、河川法、海岸法など)については、各自、インターネットで検索して条文を入手しておくこと。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験100%。ただし,授業への参加意欲,演習問題への取り組み状況などは加減点の材料として考慮する。 ※新型コロナウイルスの影響に伴い変更の可能性がある。変更の場合は授業時等で伝達する。 |
質問への対応 | 毎回の授業終了後に取り組む「事後課題」で質問のあった事項については、次回のメディア講義の際、回答する。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 13号館5階 (1357室) 海洋建築工学科 桜井・寺口研究室 TEL & FAX. 047-469-5526 sakurai.shinichi@nihon-u.ac.jp terakuti.takahide@nihon-u.ac.jp suzuki@rdco.co.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:20 電話での問い合わせ時間帯
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学生への メッセージ |
世界で第6位の広さを有する日本の海洋空間は,各種エネルギーや希少金属の宝庫です。これらを保護し,将来,有効活用するためには,海に関する政策や法律の理解が重要です。 |