建築構法Ⅱ (E33N)

日本大学理工学部

2021年理工学部シラバス - まちづくり工学科

設置情報

科目名	建築構法Ⅱ
設置学科	まちづくり工学科	学年	2年
担当者	一瀬　賢一	履修期	後期
単位	2	曜日時限	水曜3
校舎	駿河台	時間割CD	E33N
クラス
履修系統図	履修系統図の確認

概要

学修到達目標	建築物がどのような原理に基づき、どのような技術・材料・構成を用い、どのような手順・技能でつくられているかについての基礎知識を修得することができる。
授業形態及び授業方法	「ハイブリッド型授業」とする。メディアを利用して実施する。
履修条件	建築構法Ⅰを修得していることが望ましい。

授業計画

第1回	本講義の目的の説明、建築構法の概要：建築物とは何か、建設工事の特徴について【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第2回	建築物の構造設計の基本：建築物の安全性、構造計画、建築基準法について【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第3回	地下構法：杭工事・山留工事の特徴と留意点、地下水制御、地下構築工法について【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第4回	木質構造：軸組工法、各部詳細（仕口・端部の納まり、金物など）について【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第5回	鉄筋コンクリート構造（１）：ＲＣ造の概要、鉄筋工事【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第6回	鉄筋コンクリート構造（２）：型枠工事【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第7回	鉄筋コンクリート構造（３）：コンクリート工事【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第8回	鋼構造（１）：鋼材の特徴、Ｓ造の特徴、鉄骨製作に関わる技術【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第9回	鋼構造（２）：鉄骨工事の手順とそれに関わる技術【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第10回	複合構造：Ｓ造の複合構造（ＣＦＴ構造、柱ＲＣ梁Ｓ構造）、耐火被覆【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第11回	鉄骨鉄筋コンクリート構造：ＳＲＣ造の特徴、施工技術【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第12回	ＰＣ構造：ＰＣ構造の特徴【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第13回	耐震工法：耐震・制震・免震構造【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第14回	建築構法全般について総括【事前学習】事前配布した資料を精読する。（120分）【事後学習】今回の内容のまとめを行う。（120分）
第15回	解説および理解度確認試験【事前学習】今までの授業内容をまとめる。（120分）【事後学習】試験を振り返りレポートを作成する。（120分）

その他

教科書	一般社団法人　日本建設業連合会『施工がわかる　イラスト建築生産入門』彰国社 2017年第１版
参考書	適宜、資料配布
成績評価の方法及び基準	複数回提出するレポートと最終レポート課題の結果を総合的に評価する。＊新型コロナウイルスの影響により変更の可能性がある。変更の場合は授業時に伝達する。
質問への対応	講義終了後またはメールにて質問する。
研究室又は連絡先	駿河台校舎タワー・スコラ9階一瀬賢一（メールアドレスは授業開始時に伝達する）
オフィスアワー	水曜駿河台 15:00 ～ 16:30
学生へのメッセージ	建築には、時代と立地の自然、社会背景、技術力、経済、文化など様々な要因が影響されます。各種建築構法の特徴を理解したうえで、なぜそのような構法が採用されたのか、なぜそのような施工法が採用されたのか考えてみると更に理解度が高まります。

Copyright 2021 Nihon University College of Science and Technology. All rights reserved.