2021年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 |
建築学概論
2019年度以前の入学者を対象とした旧カリキュラム科目
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 八藤後・岡田 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E65P |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 建築に関する基礎知識の統合的な理解を目標とする。建築の歴史を総括し現代建築の位置づけを示し、現代建築を数例挙げて、初学者に理解が可能なように平易に、意匠設計・準拠法規・空間設計・素材選定・構造設計・施工プロセスを解説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「オンデマンド型授業」 講義は授業動画のオンデマンド(動画をあとから視聴する)によって行います。 建築実務経験者が担当する授業回(とくに中盤以降の回)では、建築士としての実務経験時に得られた実例を用いて分かりやすく解説を行います。 毎回授業内容を記したプリントを配布して、その解説および具体事例などを写真や図表によって提示します(パワーポイントを使用)。また、理解度を捉えるため毎回レポートや演習問題を課します。 |
履修条件 | とくにない。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス/まちづくりにおける建築 「建築」は人間生活を維持、向上する社会的基盤として存在した。そこにある思想や技術を、さまざまな地域、年代においてつくられた建築を通して考察する。:事前学習120分,事後学習120分 |
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第2回 | 機能と建築 豊かな人間生活の実現に必要な建築がもつ機能とはなにかを具体的に探求し、それらを再構築していくことが「建築」である。このような視点から、人間環境としての建築のあり方を探求する。:事前学習120分,事後学習120分 |
第3回 | 社会と建築1 社会制度の変革、少子高齢化、核家族化、共働き世帯の増加、男女共同参画といった社会の変化は、人間生活に大きな変化をもたらした。建築はそうした変化にどのように対応したのか。:事前学習120分,事後学習120分 |
第4回 | 社会と建築2 1960年代北欧で始まったノーマライゼーション思想は、「バリアフリー」ということばを生み出した。その実現のために建築はどのような対応をしたか、そして残されている課題はなにか。:事前学習120分,事後学習120分 |
第5回 | 気候・風土と建築 建築はどこでも同じ考え方で進めるものではない。日本のなかでも積雪の多い地域、台風がいつも通過する地域など気候、地形などで住まい方も異なる。風土による建築の相違を考える。:事前学習120分,事後学習120分 |
第6回 | 環境(エコ)と建築 建築を巡る環境のひとつに省エネルギーやエネルギーマネジメントの分野がある。緑系の環境とともに新たな分野であるエコロジカルな建築について学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第7回 | 建築と法令 建物の建設は、経済性と法制度によって大きく左右される。ここでは、とくに建築の基幹的法制度である建築基準法の成り立ちや仕組み、関連法制などを学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第8回 | 建築のデザイン 建築は、同じ機能を有するものであっても、そのデザインによっては、まちにとって、人びとにとってまったく異なる存在となる。建築のデザインの重要性を学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第9回 | 建築と都市計画 建築が集まると都市になる。人間社会にもそれぞれにルールがあるように、都市の中で建築をつくるときには一定のルールが必要となる。都市計画法など、建築と都市計画の関係を学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第10回 | 建築と環境計画 建築を考えるうえでは、その建築をつかう人にとって望ましい内部の環境があり、また都市において望ましい環境を考える必要がある。建築内部の環境の分野と都市環境の分野を学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第11回 | 建築の景観 建築物が集合するその姿は、まちの中で「景観」として現出し、そのまちの空間の良し悪しに大きく影響する。そこで本講義では、建築物による望ましい景観形成について学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第12回 | 建築と交通 「駅舎」や「インターチェンジ」「立体駐車場」など、まちの交通機能を支える建築空間は、まちの利便性・快適性といった観点で重要である。まちづくりに寄与するその事例と留意点を学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第13回 | 建築とコミュニティ そのまちに暮らす人々のコミュニティに寄与する建築という観点から、コーポラティブハウスやマンションコミュニティ、公共建築によるコミュニティ(市庁舎、図書館、学校)を学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第14回 | 建築と地盤・構造 建築物は地盤上に建設され、人々は構造物の中で過ごす。建築物を支える地盤の特徴と様々な構造物を例示し、建築物の特徴について学ぶ。:事前学習120分,事後学習120分 |
第15回 | まとめ 「建築計画」「建築環境・設備」「建築法規」「建築構造」「建築材料・施工」について、それぞれの分野のまとめを行い、建築士試験の概要もあわせて説明する。:事前学習120分,事後学習120分 |
その他
教科書 |
とくにない。
毎回授業内容を記したプリントを配布。
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参考書 |
なし
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成績評価の方法 及び基準 |
単位認定には、70%以上の出席が必要。ただし、出席点は成績評価には考慮しない。 毎回のレポート課題等(100%) |
質問への対応 | 各教員宛、メールにて質問する。 |
研究室又は 連絡先 |
八藤後がこの講義全般に関する質問等にあたる 研究室は、CSTポータルⅡで開示する。 E-mail yatogo.takeshiアットマークnihon-u.ac.jp アットマークを @(半角文字)に置き換えてください。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |