2021年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 機械力学Ⅰ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 関根 太郎 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F33M F34N |
クラス | A 、 B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 機械力学Iでは,以下の項目を学習目標とします. (1)質点の運動について,運動方程式を記述し,これらの式を解くことができる. (2)仕事,力学的エネルギなどの概念を用いて力学的な問題を解くことができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントと板書を併用したハイブリッド型授業形式の授業を行います. (隔週登校毎に対面とその授業の同時双方向型での交互受講になりますので、通信環境の確保をしておくこと) 講義の内容は連続しているので,前回の講義をよく理解して次の講義に望むことが必要です.また,機械力学・材料力学演習Aと連携して授業を進めます.毎回,講義部分に関連した演習問題を出題し,これを学生自らが解くことにより講義内容に対する理解を深めます.自らノートに演習問題などを事前に解き,不明点などを明らかにして授業に臨む事が望ましいです. |
履修条件 | (1)高等学校の物理で取り扱う力学を理解していること. (2)初等関数の微積分が計算できること. (3)メカニクス基礎を受講していることが望ましい. (4)機械力学・材料力学演習Aを並行して受講することが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンスと導入科目との関連 ・講義の目的,受講上の注意 ・メカニクス基礎とのつながりと発展について 予習:シラバスの内容を確認の上,授業に臨むことまたメカニクス基礎の内容について復習をしておく(120分) 復習:補助教材は、対面授業の際に配布するが、1,2章分に関しては、CSTポータルに掲載するので、メカニクス基礎との繋がりを中心に補助教材に目を通して次回以降の講義内容への理解度を深めておく(120分) |
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第2回 | 質点の運動学(1) ・位置と速度の関係,速度と加速度の関係,加速度が一定の場合 予習:シラバスの内容を確認の上,授業に臨むことまたメカニクス基礎の内容について復習をしておく(120分) 復習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,章末問題を各自解くことで理解を定着させること.(120分) |
第3回 | 質点の運動学(2) ・x-y直角座標 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第4回 | 質点の運動学(3) ・接線・法線座標 ・質点の相対運動 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第5回 | ニュートンの運動法則 ・ニュートンの運動法則 ・F=maの解釈 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく. 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること. |
第6回 | 質点の運動方程式(1) ・x-y直角座標に対する質点の運動方程式 ・複数質点が結合されている運動する系の運動方程式 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第7回 | 質点の運動方程式(2) ・接線・法線座標系に対する運動方程式 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第8回 | 対面授業のクラス ・授業内理解度確認試験 ・試験問題解説 同時双方向型授業のクラス ・理解度確認演習問題を解き、レポートを作成・提出 ・後日、問題解説を掲載する。 予習:試験範囲について各章末問題ならびに演習時間に実施した問題を復習し理解を定着させておくこと.(120分) 復習:問題の解説を基に,各自の理解度を自己認識するとともに,不足している点を復習しておく.(120分) |
第9回 | (※対面授業と同時双方向型授業のクラスは前回とは入れ替わり) 対面授業のクラス ・授業内理解度確認試験 ・試験問題解説 同時双方向型授業のクラス ・理解度確認演習問題を解き、レポートを作成・提出 ・後日、問題解説を掲載する。 予習:試験範囲について各章末問題ならびに演習時間に実施した問題を復習し理解を定着させておくこと.(120分) 復習:問題の解説を基に,各自の理解度を自己認識するとともに,不足している点を復習しておく.(120分) |
第10回 | 仕事 ・仕事の定義 ・重力のなす仕事,ばね力のなす仕事,摩擦力のなす仕事 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第11回 | 仕事と運動エネルギ-の原理 ・仕事と運動エネルギの原理の理解 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第12回 | 位置エネルギ-と力学的エネルギ-の保存 ・位置エネルギ-を理解し,力学的エネルギ-の保存 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第13回 | 動力と効率 ・動力の定義,機械の効率 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.(120分) 復習:章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第14回 | 運動量と力積 ・運動量と力積の関係 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
第15回 | 衝突と運動量の保存 ・質点系の運動量 ・反発係数 ・運動量保存の法則 予習:講義内容について配布した補助教材の該当章を熟読し,上記の項目について理解をできるように心がけて置くこと.章末問題を各自解いてみて不明点などを予め明確化しておく.(120分) 復習:改めて章末問題を各自解くことで理解を定着させること.理解度が不足している場合は,演習時間ならびに時間外TAを活用し,不明点の解決を図ること.(120分) |
その他
教科書 |
『特になし.(機械力学I・II共通の補助教材を最初の対面授業で配付します.) 』
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参考書 |
『授業中に指示します 』
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内理解度確認試験・演習60%,定期試験を40%として達成度を評価し,100点満点に換算して60点以上を合格とします.なお,試験終了後解答例を掲示します. |
質問への対応 | オフィスアワーならびに授業時間内での質疑時間 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:駿河台校舎タワー・スコラ17階S1713室 メールアドレス:授業中に指示します |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:30 ~ 13:00 タワー・スコラS1713室
水曜 駿河台 16:40 ~ 17:30 タワー・スコラS1713室
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学生への メッセージ |
機械工学の最も基本的な科目です.機械力学Ⅱへの理解を進める上で不可欠です. 機械力学・材料力学演習Aを同時受講することで,具体的な問題への解法・理解度を深めることが出来ます. 毎回の授業内容で不明点があった場合には,できるだけ次回までの間にオフィスアワーや時間外TAを活用して問題解決してから次回講義に臨んで下さい. |