2021年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | 精密加工学Ⅰ | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 李 和樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F53Q |
クラス | 機械工学科3/4年生 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械工作法の中で大きな役割を果たしている除去加工(切りくずを出す加工法)を対象として取り上げ,切削加工・研削加工・研磨加工の基本について学び,理解することを目的としている. |
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授業形態及び 授業方法 |
今年度の講義は「オンデマンド型授業」とする. 教科書に沿って授業を進める予定である.オンデマンド型であるため,パワーポイントを用いて授業を進行する. 企業において設計,製造に携わった経験に基づき,ものづくりの基本的な考え方について理解し,関心が持てるよう授業を行う. |
履修条件 | 機械工作法Ⅰ,Ⅱを履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンス 本講義の学習目標について説明し,講義の構成について解説する.また,精度と工作機械との関係について説明する. 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(1回目なので教科書に目を通すこと) |
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第2回 | ものづくりの方法 ・ものづくりの順序 ・ものづくりに用いられる加工 ・金型を用いたものづくり 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第3回 | 切削加工 ・切削加工の定義 ・切削加工の例 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第4回 | ・切削の機構 ・切削理論 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第5回 | ・切削の幾何学 ・切削抵抗 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第6回 | ・切削温度 ・切削仕上げ面 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第7回 | ・切削工具 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第8回 | テストの実施と解説 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(解説した内容について,教科書の該当箇所を復習する) |
第9回 | 研削加工 ・研削加工の定義 ・研削加工の例 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第10回 | ・研削加工法の種類 ・砥石 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第11回 | ・研削加工の幾何学 ・研削抵抗 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第12回 | ・研削加工の力学 ・研削加工の熱現象 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第13回 | 砥粒加工 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第14回 | 切削加工・研削加工・砥粒加工に関する総括 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(教科書の該当箇所を学習する) |
第15回 | テストの実施と解説 準備学習時間:予習2時間,復習2時間(解説した内容について,教科書の該当箇所を復習する) |
その他
教科書 |
中島利勝,鳴瀧則彦 『機械系 大学講義シリーズ 27 機械加工学』 コロナ社 1995年 第11版
切削加工,研削加工,研磨加工に関する基本的なことが記載されており,理解しやすい.
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参考書 |
講義中に逐次紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
2回の試験の結果をそれぞれ50点満点とし,合計100点満点で評価する. ただし,15回の授業時間の内,6回以上欠席したものは採点対象としない. |
質問への対応 | E-Mailにて連絡をしてくれれば,いつでも対応する. |
研究室又は 連絡先 |
E-Mail lee.hwasoo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 10:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |