2021年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | コンピュータ工学 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 入江 寿弘 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G14A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | コンピュータによる情報処理のしくみを理解し、コンピュータを利用したシステムを開発するための基礎知識を養う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「ハイブリッド型授業」 対面形式,およびGoogleドライブを用いたオンデマンド形式により授業を行う。 パワーポイントと板書を用いて授業を行い。パワーポイントの内容はCSTポータルⅡから閲覧可能、授業の進行度合いによっては計算機演習室でのコンピュータを使った演習も行う。計算機演習室を利用する場合は事前に知らせる。また授業時間に2回~3回の演習問題を行い理解度を確かめる。 |
履修条件 | コンピュータのハードウェア―の構成やCPUの動作について興味を持って考えるようにする。Arduinoなどの組込み用コンピュータを用いてセンサーやモータなどを動かす方法について自分で自主的に実習を行うようにする。 |
授業計画
第1回 | コンピュータの概要 歴史 コンピュータの基本構成 授業前までに予めコンピュータの歴史、基本構成について調査し(120分)、わからな い事があれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
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第2回 | 数と文字の表現法 整数、小数、2進数の加減算、文字の表現 授業前までに予め整数、小数、2進数ついて調査し(120分)、わからな い事があれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第3回 | 論理回路 電気回路による1と0の表現、ブール代数、組合せ論理回路、順序論理回路 授業前までに予めブール代数について調査し(120分)、わからない事があれば質問 できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第4回 | 集積回路と論理演算回路Ⅰ ディジタル集積回路、レジスタ、シフトレジスタ、カウンタ、エンコーダとデコーダ 授業前までに予めレジスタ、シフトレジスタ、カウンタなどについて調査し(120 分)、わからない事があれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第5回 | 集積回路と論理演算回路Ⅱ マルチプレクサとデマルチプレクサ、加算器、乗算器、A-DおよびD-A 授業前までに予めA-D変換およびD-A変換などについて調査し(120分)、わからない 事があれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第6回 | コンピュータの基本構成とCPU 基本構成、信号の流れ、命令形式、CPUの性能評価 授業前までに予めコンピュータの基本構成について調査し(120分)、わからない 事があれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第7回 | 記憶システム 記憶素子の分類、半導体メモリ、磁気記憶、光ディスク、リソースの有効利用 授業前までに予め記憶装置の分類などについて調査し(120分)、わからない事があれ ば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第8回 | 入出力装置 標準的な入出力装置、周辺機器 授業前までに周辺機器などについて調査し(120分)、わからない事があれば質問でき るようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第9回 | 入出力制御 基本的な入出力制御手順、割り込み、DMA、I/Oチャンネル、 拡張バスと入出力インターフェース 授業前までに入出力インターフェースなどについて調査し(120分)、わからない事が あれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第10回 | オペレーティングシステム OSの目的、OSの構成、実際のOS 授業前までにオペレーションシステム(OS)について調査し(120分)、わからない事 があれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第11回 | プログラム開発 アプリケーションプログラム、コンピュータシステムの利用形態、プログラム言語 授業前までにプログラミングの方法について調査し(120分)、わからない事 があれば質問できるようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第12回 | コンピュータネットワーク ネットワークの目的、歴史と基本概念 授業前までにネットワークについて調査し(120分)、わからない事があれば質問でき るようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第13回 | コンピュータネットワーク 構成と種類、基本技術、情報セキュリティー 授業前までにTCP/IPについて調査し(120分)、わからない事があれば質問でき るようにしておくこと。 授業中に解説した内容はメモに取りレポートに纏めて自分の考えを書き(120分) CSTポータルで提出する。 |
第14回 | 3Dプログラム開発 3Dの物理シミュレーションを行うゲームエンジンを搭載した開発ツールであるUnityを用いたプログラミングを行い3Dシミュレーションの動画作成を行う。 作成した動画や制作過程についてレポートと動画の提出を行う。 |
第15回 | 組み込み機器のプログラム開発 組み込み用コンピュータのプログラミング開発についてオンラインで使用できるTinkerCADをも敷いた開発を行い、レポートと動作、画面の動画提出を行う。 |
その他
教科書 |
半谷精一郎、長谷川幹雄、吉田 孝博 『改定 コンピュータ概論』 コロナ社 2009年 第3版
教科書の内容に沿って授業を行うので必ず購入する事
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参考書 |
高橋寛・関根好文・作田幸憲 『ディジタル回路』 コロナ社
授業の進行状況に応じて、コンピュータのハードウェアーやソフトウェアーに関連する書籍等を参照し予習、復習を行う
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内容レポートと演習の成績によって総合的に評価する。 |
質問への対応 | E-mailまたは研究室への連絡に対応する |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎6号館1階613室 E-mail:tirie@eme.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 14:00 ~ 18:30
木曜 船橋 11:00 ~ 14:00
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学生への メッセージ |