2021年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 関数論の基礎Ⅱ | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 塚本 一郎 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G21H |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 関数論の基礎 I で学習する内容をもとに、さらに複素関数について、その性質、応用を学習する。 ・コーシーの積分公式 ・正則関数のテーラー展開 ・ローラン展開 ・留数定理 |
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授業形態及び 授業方法 |
ハイブリッド型授業で行う。 |
履修条件 | 関数論の基礎Ⅰを履修していること。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス、複素積分(複素関数に対する積分を定義する) 予習:p.66 ~ p.70 を読み、できる問題は解いてみること。(60分) 復習:授業でやった問題を再度解いてみること。そのあと残った問題を解くこと。(180分) |
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第2回 | 複素積分の計算練習、グリーンの定理 予習:p.71 ~ p.75 について前回と同様にすること。(60分) 復習:前回と同様にすること。(180分) |
第3回 | コーシーの積分定理とその拡張、基本周回積分 予習:p.75 ~ p.78 (60分) 復習:これらを覚え、前回と同様にすること。(180分) |
第4回 | 不定積分、コーシーの積分公式 予習:p.79 ~ p.83(60分) 復習:コーシーの積分公式を覚え、前回と同様にすること。(180分) |
第5回 | 積分公式の拡張、最大値原理、リューヴィルの定理 予習:p.84 ~ p.86 (60分) 復習:これらの公式や定理を覚え、前回と同様にすること。(180分) |
第6回 | 代数学の基本定理、級数の基本性質、 予習:p.87 ~ p.94 (60分) 復習:これらを覚え、前回と同様にすること。また、p.89 の演習問題を解くこと。(180分) |
第7回 | 収束半径、ベキ級数の項別微分、項別積分 予習:p.94 ~ p.98 (60分) 復習:収束半径を求める公式を覚え、収束半径を求めれれるようすること。(180分) |
第8回 | 小テスト、テイラー展開、マクローリン展開 予習:小テストの勉強+ p.98 ~ p.100 (180分) 復習:今日やった所の教科書またはノートを読み返す。マクローリン展開を3回ずつ書いてみるなど。(60分) |
第9回 | 小テスト解答。ローラン展開 予習:p.100 ~ p.104 (60分) 復習:今日やった所の教科書またはノートを読み返す。(180分) |
第10回 | ローラン展開の具体例、特異点、孤立特異点の分類 予習:p.104 ~ p.106 (60分) 復習:除去可能特異点、k位の極、真性特異点の定義を覚えること。授業でやった問題を再度解いてみること。残った問題を解くこと。(180分) |
第11回 | リーマンの定理、留数、極の留数計算法 予習:p.107 ~ p.112 (60分) 復習:授業でやった問題を再度やってみること。そのあと、残った問題を解くこと。極の留数計算の公式をしっかり覚えること。(180分) |
第12回 | 留数定理(この定理を用いて複素積分を計算する) 予習:p.112 ~ p.117 (60分) 復習:留数定理をしっかり覚え、授業でやった問題を再度解き、そのあと残った問題を解くこと。(180分) |
第13回 | 実積分への応用1(複素積分を用いて実積分を計算する)、複素積分の計算練習 予習:p.118 ~ p.119 (60分) 復習:授業でやった問題を再度解き、そのあと残った問題を解くこと。(180分) |
第14回 | 総復習1 予習:p.73、p.109、p.117、p.125 (14.1のみ) の演習問題をやっておくこと。(120分) 復習:授業でやった問題を再度解くこと。(120分) |
第15回 | 期末テスト(総復習2) 予習:前回と同様。(240分) 復習:(0分) |
その他
教科書 |
小寺平治 『テキスト 複素解析』 共立出版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
小テスト40点+期末テスト60点(出席及びレポートも考慮する) |
質問への対応 | メール |
研究室又は 連絡先 |
tsukamoto.ichiro20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
熱意をもって取り組むことを期待する。 |