2021年 理工学部 シラバス - 航空宇宙工学科
設置情報
科目名 | 自主創造の基礎2 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 奥山・安部(明) 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | H33B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 「自主創造の基礎1」で身につけた学修スキルを活用し,自ら学び,考え,道をひらく「自主創造型パーソン」に求められる「社会人」としての基本的知識や技能・態度を身につけることを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
メディアを利用した同時双方向が授業で実施する. 個人ワーク,グループワーク,プレゼンテーションの繰り返しにより,授業を展開していく. |
履修条件 | 必修 |
授業計画
第1回 | 【テーマ1】「報告書の書き方」① -文章の書き方- 工学実験などで必要となる「報告書」の書き方について理解する.報告書で必要となる「文章の構成」,Wordでの数式の書き方,Excelでのグラフの描き方を学び,報告書を作成するために必要となるスキルを学修する. <準備学習>(120分) 前期中の授業で作成し返却されたレポートをよく見直し,より良いレポートを作成するためにはどのようにすべきかを考える. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行う. |
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第2回 | 【テーマ1】「報告書の書き方」② -データの扱い方- 実験などによって得られるデータの様々な扱い方を理解し,より良い科学的な報告書を書くために必要なことは何かを考え,報告書を作成する. <準備学習>(120分) データの扱い方によりどのようなグラフを描くことができるのかを各自で調べる. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行い,与えられたデータをもとにした報告書を作成する. |
第3回 | ワールド・カフェ① <準備学習>(240分) 他学部等のDP・CPについて考える. <事後学習>(240分) 「日本大学ワールド・カフェ レポート」を作成する.また,ワールド・カフェでの交流を生かし,積極的に他学部の履修者と接し,多様な価値観を共有し,受容力やコミュニケーション能力を身につけていく. |
第4回 | ワールド・カフェ② <準備学習>(240分) 他学部等のDP・CPについて考える. <事後学習>(240分) 「日本大学ワールド・カフェ レポート」を作成する.また,ワールド・カフェでの交流を生かし,積極的に他学部の履修者と接し,多様な価値観を共有し,受容力やコミュニケーション能力を身につけていく. |
第5回 | 【テーマ1】「報告書の書き方」③ -ピア・レビュー- 第2回の授業で作成した報告書についてグループ内でピア・レビューを行い,「良い報告書を書くために必要なこと」について議論を行い発表資料を作成する. <準備学習>(120分) 各自で作成した報告書の推敲を行い,良い報告書に必要なことは何かを考えておくこと. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行う. |
第6回 | 【テーマ1】「報告書の書き方」④ -プレゼンテーション- 「良い報告書を書くために必要なこと」について各グループでパワーポイントによる発表を行う. <準備学習>(120分) 発表態度・話の明確さ・内容の論理性・資料の見栄え・質問に対する応答・時間の管理と配分を的確に評価できるように準備する. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行う. |
第7回 | 【テーマ2】「キャリアデザイン」① -研究室訪問(1)- 航空宇宙工学科でどのような研究が行われ,どのようなことを学ぶことができるのかを知り,将来自分はどのようなことをしたいのかを考える切っ掛けをつかむ. <準備学習>(120分) グループごとに訪問する研究室と質問する内容を事前に議論して研究室訪問の準備をしておく. <事後学習>(120分) 各自で研究室訪問での質疑応答・感想をまとめ,授業の振り返りを行う. |
第8回 | 【テーマ2】「キャリアデザイン」② -研究室訪問(2)- <準備学習>(120分) グループごとに訪問する研究室(第7回とは異なる研究室を選ぶこと)と質問する内容を事前に議論して研究室訪問の準備をしておく. <事後学習>(120分) 各自で研究室訪問での質疑応答・感想をまとめ,授業の振り返りを行う. |
第9回 | 【テーマ2】「キャリアデザイン」③ -発表資料の準備- 研究室訪問で得られた質疑応答の内容や感想をまとめ,「航空宇宙工学科での学びと研究」について各グループでパワーポイントの発表資料を作成する. <準備学習>(120分) 研究室訪問で得られた質疑応答,感想をまとめ,発表資料作成のための準備をしておく. <事後学習>(120分) 作成した発表資料の内容を各自で確認し,発表資料の修正を行う. |
第10回 | 【テーマ2】「キャリアデザイン」④ -プレゼンテーション- 研究室訪問で得られた質疑応答の内容や感想をまとめ,「航空宇宙工学科での学びと研究」について各グループでパワーポイントによる発表を行う. <準備学習>(120分) 発表態度・話の明確さ・内容の論理性・資料の見栄え・質問に対する応答・時間の管理と配分を的確に評価できるように準備する. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行う. |
第11回 | 【テーマ3】「アカデミックデザイン」① -ミッションの立案- 航空宇宙工学を実践的に学ぶ切っ掛けとして「航空宇宙工学に関する将来の輸送システム」を構築することを目標とした新たな「ミッション」を各グループで検討し立案する. <準備学習>(120分) 航空宇宙工学が関わっている現在の輸送システムについて調べ,それらの問題点や改善点を考えることで,どのような新しい輸送システムが必要なのか・構築できるのかを議論できるように準備する. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行う. |
第12回 | 【テーマ3】「アカデミックデザイン」② -ミッションの決定- 立案した「ミッション」について,新規性・実現可能性・社会に与える影響などを科学的に検討し,ミッション内容を決定する. <準備学習>(120分) 立案したミッションの内容についてグループ内で議論ができるように各自で準備する. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行う. |
第13回 | 【テーマ3】「アカデミックデザイン」③ -発表資料の準備- 各グループで立案した「ミッション」の内容をまとめ,パワーポイントの発表資料を作成する. <準備学習>(120分) 発表資料で必要となる図や写真などを各自で準備し,効果的な発表資料の作成ができるように準備する. <事後学習>(120分) 作成した発表資料の内容を各自で確認し,発表資料の修正を行い発表の準備を行う. |
第14回 | 【テーマ2】「アカデミックデザイン」④ -プレゼンテーション- 「航空宇宙工学に関する将来の輸送システム」を構築するためのミッションについて,各グループでパワーポイントによる発表を行う. <準備学習>(120分) 発表態度・話の明確さ・内容の論理性・資料の見栄え・質問に対する応答・時間の管理と配分を的確に評価できるように準備する. <事後学習>(120分) 各自で授業の振り返りを行う. |
第15回 | 総括 -振り返り- <準備学習>(120分) これまでの授業を振り返る. <事後学習>(120分) 自主創造の基礎1・2で学修した内容をもとに,今後の大学での学びにおいて更なるステップアップをするためには何が必要かを考える. |
その他
教科書 |
『日本大学FDガイドブック -“自主創造”のためのLearning Guide -』
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参考書 |
適宜紹介
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成績評価の方法 及び基準 |
授業ごとに評価を行う.「知識」及び「技能」(20%)は,発表・提出物を基に授業内容により3段階から6段階の評価を行い,また,「態度・習慣」(80%)については,授業への取り組み姿勢・参画度等を3段階で評価する.全ての授業の評価の平均値が最終的な成績評価となる. なお,成績評価は,3分の2以上の出席をもって行う. |
質問への対応 | 授業時間内に対応 |
研究室又は 連絡先 |
安部明雄(abe.akio@nihon-u.ac.jp) 菊池崇将(kikuchi.takamasa@nihon-u.ac.jp) 阿部新助(abe.shinsuke@nihon-u.ac.jp) 奥山圭一(okuyama.keiichi@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 10:30 ~ 12:20 1022教室にて教員が対応
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学生への メッセージ |
「自主創造の基礎1」で身につけた学修スキルを活用して,社会人としての基本的知識,技能,態度を体得することを目指してください. また,総合大学としての利点を最大限に生かして,学科・学部を越えた交流及び社会と接する体験を積み重ねてください. |