2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気工学実験Ⅲ | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 大貫・戸田 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3・4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I13R |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気工学の専門的な分野毎の実験を通して,原理とその応用を理解できるように構成されている.実験において実際に各自で装置を構成する手法と結果に対して考察する姿勢を学び,体得する. |
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授業形態及び 授業方法 |
原則,「ハイブリッド型授業」として進める. 少人数に分かれ,全員が協力して実験を行う.各実験の開始時および終了時のディスカッションにより内容を理解できるようにしている.次の実験時に前回の実験の内容及び考察をレポートにして各自提出する. |
履修条件 | 必修科目.電気工学実験II,回路デザイン実験のいずれかの単位を修得していること. |
授業計画
第1回 | 電気工学実験IIIについて実施に関する説明 実験室と教員,班編成,実験テーマと日程進行表,レポート提出方法,諸注意 シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと 【事後学習】テキストなどをよく読み実験ならびに次回の実験講義に備える。(60分) |
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第2回 | 実験講義(A~F実験室) 各実験室における実験テーマの説明と諸注意 【事前学習】実験テキストを用いて,A~F実験のテーマについて予習する。(30分) 【事後学習】実験の実施に向けた復習をする。(30分) |
第3回 | A-1 アクティブフィルタの設計と実験 A-2 水晶発振器 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) |
第4回 | A-3 フィルタの設計と実験 A-4 回折格子の実験と理論 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第5回 | B-1 液体の導電率の測定 B-2 レーザーパワーの測定 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第6回 | B-3 色の測定 B-4 雑音のCAM(Computer Aided Measurement) 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第7回 | C-1 音響機器の特性測定 C-2 超音波探傷 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第8回 | C-3 音響管の特性測定 C-4 騒音の測定及び分析 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第9回 | D-1 PID制御 D-2 デジタルサーボ機構の特性 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第10回 | D-3 小型モータの周波数応答特性 D-4 電力制御の実験 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第11回 | E-1 インバータの実験 E-2 電力用継電器 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第12回 | E-3 電力系統の基礎実験 E-4 変圧器の三相結線と対称分電圧の測定実験 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第13回 | F-1 気中火花放電の実験 F-2 空気のVs-pl特性の測定 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第14回 | F-3 衝撃電圧の実験 F-4 絶縁油及び板状絶縁物の特性試験 【事前学習】実験テキストの該当実験ページを熟読,理解の上,実験に臨む。(30分) 【事後学習】十分に内容を吟味したレポートを作成する。(100分) 前回のレポートを提出する。それを審査し,不備な点があれば当日中に返却する。 |
第15回 | まとめ レポート提出および審査 【事前学習】これまでに行った実験について整理し,審査に望む。(120分) |
その他
教科書 |
CSTポータルIIに実験テキストの一部を公開する.登校可能になった後,実験テキストを配布する.
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参考書 |
実験テーマ毎に各自予習し,必要に応じて関連の専門書を利用すること.
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成績評価の方法 及び基準 |
成績の評価項目と評価基準は以下の通り. ①レポートの評価(提出状況,形式,記述内容,文献調査など):70% ②実験態度の評価(遅刻,予習と準備,テキスト・ノートの活用など):15% ③ディスカッションの評価(理解度,集中力,回答姿勢など):15% 以上3項目の評価を総合的に判断しS~Dの成績評価を行う. |
質問への対応 | 各実験テーマ毎に担当実験室で随時対応する. |
研究室又は 連絡先 |
実験室:テーマ毎にA~Fの6実験室で行う. A実験室(駿河台校舎8号館1階812号室03-3259-0781) B実験室(駿河台校舎8号館1階812号室03-3259-0781) C実験室(駿河台校舎8号館1階812号室03-3259-0781) D実験室(駿河台校舎8号館地下805B号室03-3259-0785) E実験室(駿河台校舎8号館地下805B号室03-3259-0786) F実験室(駿河台校舎8号館1階811号室03-3259-0427) 連絡先:電気工学科事務室(TEL 03-3259-0777) |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 13:20 ~ 16:30 各実験室にて対応する.
水曜 駿河台 13:20 ~ 16:30 各実験室にて対応する.
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学生への メッセージ |
レポートの提出期日を厳守すること。レポート及び課題の全提出をもって成績評価の対象となるので注意すること.実験を行うテーマとその順番は班により異なるので,実験進行表で確認すること. |