2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 応用計測 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 門馬 英一郎 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I14M |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電気電子工学の発達により飛躍的に進歩を遂げている様々な分野の応用計測技術を学ぶことで,これらの考え方や特徴を説明することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
電気電子計測の基本を述べると共に応用計測の実例の解説をスライドを中心とした同時双方向型授業で行なう。 |
履修条件 | 選択科目。「エレクトロニクス計測」を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | "Introduction: 電気電子応用計測の概要" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。電気電子応用計測の概要について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
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第2回 | "画像応用計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。画像処理の概要、画像計測システムの概要について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第3回 | "三次元計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。三次元計測システムの各種概要、点群(Point Cloud)、代表的な点群処理の概要について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第4回 | "生体計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。電撃事故、生体情報の計測、ロックインアンプによる生体インピーダンスの計測、生体電気信号計測用電極、脳波(EEG)の発生と計測、感覚情報の計測、眼球運動の計測について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第5回 | "コンピュータ・ビジョンおよび機械学習" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。コンピュータビジョンおよび機械学習の概要について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第6回 | "電気電子計測の基礎" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。基礎となる様々なセンサやその基本特性・原理、アナログ計測とデジタル計測の違い、誤差、A-D変換器の概念と方式について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第7回 | "信号発生器" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。信号発生器の概要、標準信号発生器、変調方式、周波数シンセサイザ、Direct Digital Synthesizerについて理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第8回 | "波形分析器と表示装置" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。波形分析の概要、Time domainとFrequency domain、ベクトル信号解析、スペクトラム解析、スーパーヘテロダイン スペクトラムアナライザ、掃引回路について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第9回 | "インピーダンス測定器および雑音の測定" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。インピーダンス測定の重要性、Quality factor、Dissipation factor、周波数特性、インピーダンスの測定法、4端子対法,雑音の種類と測定方法、内部雑音(熱雑音、ショットノイズ)、S/N、雑音指数、カスケード雑音について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第10回 | "光計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。光の特性、放射量と測光量、LASER、THz波、光センサ、撮像素子について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第11回 | "光応用計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。レーザ応用計測、コンフォーカル顕微鏡、光ファイバ応用計測について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第12回 | "音・音響・超音波の計測、超音波応用計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。音波・超音波の概要、騒音測定、超音波計測法、Ultrasonic phased array、超音波応用計測について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第13回 | "放射線応用計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。放射線の基本的性質、放射線の検出、Radioisotope、核種比測定、透過型計測、ガスクロマトグラフ、Ion Mobility Spectrometer、厚み計、レベル計、散乱型計測、放射線応用計測の動向について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. |
第14回 | "環境監視計測" または "平常試験及びその解説" "環境監視計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。大気の監視対象と測定方式、大気汚染に係る環境基準、大気環境の広域監視、水質環境の監視対象と測定方式、気温計測について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. "平常試験及びその解説" 解説を基に解けなかった内容ついて理解し,復習する(4時間)。 |
第15回 | "平常試験及びその解説" または "環境監視計測" "環境監視計測" 内容に該当する教科書・講義資料の内容を予習する(2時間)。大気の監視対象と測定方式、大気汚染に係る環境基準、大気環境の広域監視、水質環境の監視対象と測定方式、気温計測について理解し,復習する(2時間)。課題についての解説は講義内で行う. "平常試験及びその解説" 解説を基に解けなかった内容ついて理解し,復習する(4時間)。 |
その他
教科書 |
『電気電子応用計測 (電気学会大学講座)』 電気学会 2003年
『電子計測(改訂版)』 コロナ社 2000年
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参考書 |
『電子計測と制御 (基礎からの電気・電子工学)』 森北出版 1990年
『産業応用計測技術 (計測・制御テクノロジーシリーズ)』 コロナ社 2003年
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験15%, 課題85% ※新型コロナウイルスの影響に伴い変更の可能性がある。変更の場合は授業時に伝達する |
質問への対応 | Zoomで対応 |
研究室又は 連絡先 |
E-mail: momma.eiichiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 Zoom
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学生への メッセージ |
講義に関する連絡、資料配布や課題の提出はCSTポータルで行なうので随時確認をすること。 |