2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電磁気の基礎 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大隅 歩 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | I22B |
クラス | B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | この科目では、電気工学を学ぶ上で特に重要である電気現象、磁気現象について、その基礎を習得することを目的としている。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「ハイブリッド型授業」 対面授業を行うとともに,その授業をオンライン会議システム「Zoom」を利用して同時配信する。また,理解度及び習熟度を高めることを目的として,授業時間内の演習や自宅学習のための宿題を実施する。 |
履修条件 | 高等学校で学んだ、微分、積分、ベクトルの基礎について復習しておくこと。 |
授業計画
第1回 | 電気工学における電磁気学の位置づけとその概要を解説する。 また、身近な電気現象、磁気現象について解説する。 【事前学習】シラバスをよく読み、電磁気学の基礎の授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、演習課題を提出すること。(120分) |
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第2回 | 原子の構造と電荷からクーロンの法則までを解説する。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第3回 | 電磁気学におけるベクトル解析の重要性を知り、ベクトル解析の基礎を学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第4回 | クーロンの法則、場の概念、電界の定義、電界の強さについて学ぶ。 また、電荷分布が形成する電界について学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第5回 | 電気力線の概念について学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第6回 | ガウスの法則について学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第7回 | 電荷分布が形成する電界の解法について学び、演習を通して理解を深める。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、復習しておくこと。(120分) 【事後学修】理解不足な点を明らかにし、理解できるまで復習すること。(120分) |
第8回 | 電位と電位差について解説する。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第9回 | 各種電界による電位および電位差の解法について学び、演習を通して理解を深める。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第10回 | 静電容量と静電エネルギーについて学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第11回 | 電流と抵抗について学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第12回 | 電流と磁界の関わりについて学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第13回 | 電磁誘導作用とインダクタンスについて学ぶ。 【事前学習】事前に公開されている講義資料をよく読み、授業内容を予習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(120分) |
第14回 | 理解度確認演習。 【事前学習】事前に公開されている講義資料やこれまでの演習をよく復習しておくこと。(120分) 【事後学修】解けなかった演習を復習すること。(120分) |
第15回 | 理解度確認のための総まとめ。 【事前学習】これまでの講義内容をよく復習すること。(120分) 【事後学修】総まとめを通じて再度自身の疑問点を再確認し、電磁気の基礎的な部分を概観できるよう努めること。(120分) |
その他
教科書 |
講義資料は、事前に公開する.公開方法については、授業の初回に説明する。
なお、教科書はないが講義の中で参考書を紹介する。
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参考書 |
原康夫 『基礎からの電磁気学』 オーム社 2013年
浜松芳夫 『一番わかる電磁気学演習』 オーム社 2013年
必要に応じて,授業の中で複数提示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
演習課題70%、理解度確認演習30%とする総合評価を行う。 |
質問への対応 | 講義中ならびに講義前後やメールにて随時対応する。 質問する場合は、聞くことを自分の中で整理してから行うこと。 (講義を聞きながら、疑問点をメモしておくとよい) メールの場合は、件名を必ず【第5回電磁気の基礎の質問について】とすること。(授業回は、適宜変更すること) 文章での表現が難しいと思う場合は、講義ノートや資料の写真を添付してもよい。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラ16階1614室 mail:osumi.ayumu@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 12:40 この時間以外もメールなどで適宜受け付けます。
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学生への メッセージ |
必ず講義は最初から出席してください。予習・復習も非常に大切です。計算するだけではなく、是非イメージができるようにしてください。そのためには、講義資料を活用して講義内容をしっかりノートに取り、自分だけの講義ノートを作成することが大事です。 本科目の内容は、各種資格や採用試験にも出題されています。電気回路の基礎とともに、電気工学の基礎となる科目ですので、興味をもって取り組んでください。講義で使用する資料は勿論のこと、本学図書館(電子ブック)の関連蔵書を十分に活用してください。 |