2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | パルス回路 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 大隅 歩 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I43O |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | パルス技術は、今日の電子工学の基盤をなす技術で、情報、通信はもとより計測、制御、パワ-エレクトロニクスなど広い分野に応用されている。この講義では、パルスの特徴、周波数スペクトル・スイッチング特性・波形の発生・操作などパルス技術の基礎を学ぶ. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
「同時双方向型授業」 授業をオンライン会議システム「Zoom」を利用して行う。また,理解度及び習熟度を高めることを目的として,授業時間内の演習や自宅学習のための宿題を実施する。 受講者は,事前に授業のスライドを印刷するか,ノートPC,タブレット等にスライドデータをダウンロードするなどして,予習をしてから講義に臨んでください。 |
履修条件 | 電気回路Ⅰ,Ⅱ、半導体デバイスの基礎、電気材料、電子回路Ⅰ,Ⅱを履修修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | パルス回路の概要・パルスの諸元・パルス波の種類 【事前学習】シラバスをよく読み、パルス回路の授業に臨むこと。また、電子回路ⅠおよびⅡの授業内容を復習しておくこと。(120分) 【事後学修】講義内容を復習し、講義課題を作成すること。(120分) |
---|---|
第2回 | 周期パルスの周波数スペクトルについて 【事前学習】事前公開される講義資料をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、講義課題を作成すること。(180分) |
第3回 | 単一パルスの周波数スペクトルについて 【事前学習】事前公開される講義資料をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、講義課題を作成すること。(180分) |
第4回 | 線形回路のパルス応答について 【事前学習】事前公開される講義資料をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、講義課題を作成すること。(180分) |
第5回 | パルスの増幅について 【事前学習】事前公開される講義資料をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、講義課題を作成すること。(180分) |
第6回 | 波形操作回路について 【事前学習】事前公開される講義資料(パワーポイント)をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、講義課題を作成すること。(180分) |
第7回 | ダイオードのパルス応答について 【事前学習】事前公開される講義資料をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、講義課題を作成すること。(180分) |
第8回 | トランジスタのパルス応答について 【事前学習】事前公開される講義資料をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(180分) |
第9回 | FETのパルス応答について 【事前学習】事前公開される講義資料をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習すること。(180分) |
第10回 | 遅延線路について 【事前学習】事前公開される講義資料(パワーポイント)をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(180分) |
第11回 | マルチバイブレータについて 【事前学習】事前公開される講義資料(パワーポイント)をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習し、課題レポートを作成すること。(180分) |
第12回 | 掃引回路について 【事前学習】事前公開される講義資料(パワーポイント)をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習すること。(180分) |
第13回 | 同期と分周について 【事前学習】事前公開される講義資料(パワーポイント)をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習すること。(180分) |
第14回 | 比較回路とサンプリング回路 【事前学習】事前公開される講義資料(パワーポイント)をよく読み、予習しておくこと。(60分) 【事後学修】講義内容を復習すること。(180分) |
第15回 | 講義課題の解説を行う。 【事前学習】提出した講義課題を見直しておく。(120分) 【事後学習】解説を聞いて、課題の内容に不足があれば理解を確実にする。(120分) |
その他
教科書 |
教科書は指定しません。講義資料(パワーポイント)を事前に公開します。公開方法は、授業内で説明しますので、初回には必ず出席してください。また、初回講義の前に、電子回路や半導体デバイスの基礎、電気材料を復習しておくと、授業の理解がしやすいと思います。
|
---|---|
参考書 |
藤井 信生 『アナログ電子回路 : 集積回路化時代の』 オーム社 2019年 第2版
根岸 照雄 , 高田 英一, 中根 央 『電子回路基礎 』 コロナ社
和泉勲 『わかりやすい電子回路』 コロナ社
パルス回路が網羅している範囲は非常に幅広いため、参考書はすべての部分が授業とリンクしているわけではありません。自分でいろいろと参考書を探して、講義資料を参考に自分だけのノートづくりをしてください。
|
成績評価の方法 及び基準 |
講義課題:100% |
質問への対応 | 授業前後ならびにメールにて対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
日本大学理工学部タワースコラ16階1612室 mail:osumi.ayumu@nihon-u.ac.jp tell:03-3259-0766 |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 15:00 ~ 16:00 オフィスアワー以外でも応じますので、メールなどで連絡をください。
|
学生への メッセージ |
パルス回路は、電子回路や半導体デバイスを十分に理解していることが前提になっている授業ですので、電子回路の内容を理解できていないと、難しく感じると思います。しかし、パルス回路の内容が網羅する技術の範囲は情報、通信はもとより計測、制御、パワ-エレクトロニクスなど非常に広く重要な分野となっています。場合によっては、電子回路Ⅰ,Ⅱの講義も復習しながら、十分に予習復習を行い、講義に臨み理解に努めてください。 |