2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電磁環境工学 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 山﨑 恒樹 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I44N |
クラス | A,B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目では、近年の携帯電話の急速な普及と共に無線通信に不可欠で有用な電波によって 引き起こされる電波障害ならびに電磁界が環境に及ぼす影響について、工学的な立場から 理解を深めるとともに電磁界の利用技術を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業形態:この授業は、オンデマンド型講義です。 授業方法:電磁波と環境の知識を学び、電波工学を基礎として電磁環境工学を系統的に学習し,講義と演習,課題を通して理解を深める。 |
履修条件 | 「電磁波の基礎」・「電磁波工学」を習得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 講義の概要説明:「電磁波の基礎」を復習しながら,これから学ぶ電磁環境工学の内容について説明する。 シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 事後学習:配布資料や実験テキストをよく読み、次回の実験講義に備える。(2時間) |
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第2回 | 電磁波の基礎(1):真空中および物質中のMaxwellの方程式と波動方程式について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第3回 | 電磁波の基礎(2):電磁波の反射・透過について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第4回 | 電磁波の基礎(3):電磁波の吸収・遮断特性(電波防止膜)について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第5回 | 電磁波と地震波の偏波について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第6回 | アンテナ(ダイポールアンテナとループアンテナ)解析について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第7回 | 課題解答と最近の電磁環境技術(その1)について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第8回 | 八木・宇田アンテナとレーダ方程式について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第9回 | 光ファイバと開口数について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第10回 | ドップラー効果について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第11回 | 課題解答と最近の電磁環境技術(その2)について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第12回 | 放射量について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第13回 | 電界シールドと磁界シールドについて説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) |
第14回 | 課題解答と最近の電磁環境技術(その3)について説明する。 事前学習:演習解答を理解し、次回について予習しておくこと。(2時間) 事後学習:与えられた課題を行ない、講義内容を理解すること。(2時間) 配布資料やテキストを復習し、試験に臨むこと。(6時間) |
第15回 | まとめと「最終演習」を行う。 |
その他
教科書 |
細野 敏夫 著 『電磁波工学の基礎』 森北出版株式会社 2015年 第POD版
教科書は、主に3年生前期の「電磁波の基礎」、3年生後期の「電磁波工学」のを使用します。
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参考書 |
J. A. Edminister著 村崎憲雄他2名共訳 『マグロウヒル大学演習 電磁気学 (改訂2版)』 オーム社 1997年 第2版
電磁気学で学んだMaxwellの方程式の微分系についてこの教科書で復習する。
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成績評価の方法 及び基準 |
課題・最終演習より総合的に評価する。 |
質問への対応 | 随時対応 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:駿河台校舎(タワー・スコラ)15階 メール(山崎 1509号室):yamasaki.tsuneki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
土曜 駿河台 10:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
授業中に行う課題と演習で、講義内容を自分自身で理解すること。 |