2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 音響工学 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 三浦 光 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I52Q |
クラス | 全クラス | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 音は人にとってコミュニケーション手段の一つであるばかりでなく,各種メディアなどの情報源から情報を得たり,騒音として問題視するなど,我々の生活と密接に結びついている。この科目では,はじめに弾性波の一つである音波について,波動としての基本的な性質や,用語と単位について学ぶ。次に,主に可聴周波数範囲での音波放射や,電気音響変換器,音波の計測機器などについて学ぶ。前述のような音響工学の基本的な内容について説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は,対面とメディアを併用した「ハイブリッド型授業」で行う。また,演習を行うことによって理解を深め,適宜,宿題を出すことによって講義内容の定着を促進する。 |
履修条件 | 電気工学の基礎科目を修得し,理解していること。 |
授業計画
第1回 | 音とは何かを知り,人の耳の特性など音響工学を学ぶ上での必須事項について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
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第2回 | 音波の基本的性質の1回目として,音の伝搬,気体中の音波の基本式について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第3回 | 音波の基本的性質の2回目として,速度ポテンシャルに関する波動方程式,平面波の波動方程式の解法について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第4回 | 音波の基本的性質の3回目として,境界面への音波の垂直入射,反射,透過について学び,実際の利用方法を知る。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第5回 | 音波の基本的性質の4回目として,媒質が三層からなる場合の反射と透過について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第6回 | 音波の基本的性質の5回目として,定在波音場の特性について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第7回 | 音波の基本的性質の6回目として,音のエネルギー密度などについて学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第8回 | 音波の放射の1回目として,点音源,正負二重点音源からの音波放射について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第9回 | 音波の放射の2回目として,平面音源から放射された音波の特性について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第10回 | 音波の放射の3回目として,音響管,ホーンなどについて学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第11回 | 電気-機械-音響系の対応の1回目として,機械系の対応素子と機械系の電気的等価回路について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第12回 | 電気-機械-音響系の対応の2回目として,音響系の対応素子と音響系の電気的等価回路について学び,さらに機械系と音響系の関連について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第13回 | 電気音響変換器の1回目として,マイクロホンの一般特性について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第14回 | 電気音響変換器の2回目として,スピーカーの構造や種類,一般特性について学ぶ。 【事前学習】シラバスにて今回の授業内容に関係する事項を調べておく。(120分) 【事後学習】ノートやプリントにて授業内容や演習内容を見直し,理解を確実にする。課題や宿題が示された場合にはそれを行う。(120分) |
第15回 | 音響工学の基礎事項のまとめと理解度を見るための期末総合演習を行う。 【事前学習】これまでの授業内容を確実なものにする。(120分) 【事後学習】総合演習の内容を振り返り,不足があれば理解を確実にする。(120分) |
その他
教科書 |
特になし
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参考書 |
第1回目に紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
成績の評価方法:期末総合演習 70%,課題・宿題 30% |
質問への対応 | 授業後やメールにて随時行う。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラ16階S1609室 miura.hikaru@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:20 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
この科目では音についての物理的な性質や現象を学ぶので,音に対する考えが変わります。 |