2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 電気機器Ⅱ | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 西川 省吾 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I61N |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 誘導機とは固定子巻線に交流電源を接続し,固定子側から電磁誘導作用によって電力を伝えて動作する電気機械である。誘導機として最も重要なのは誘導電動機である。すなわち,誘導電動機は他の電動機に比べて構造が単純で低価格であるため,現代社会で最も多用されている。ここでは誘導機の基礎理論について説明することができるようになることを目的とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式はオンデマンドとし、パワーポイントで作成した講義動画を使用する。理解を深めるため,機器の立場から基礎に立ち返り説明する。適宜、演習や宿題により理解度を確認する。 |
履修条件 | 選択科目。電気回路、電磁気学、電気機器Ⅰを履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 電気機器Ⅱの授業について概要を説明する。 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
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第2回 | 誘導電動機の原理、アラゴの円盤、回転磁界の発生 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第3回 | すべり、誘導電動機の構造、固定子と回転子、固定子巻線と起磁力、集中巻と分布巻 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第4回 | 全節巻と短節巻、誘導起電力 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第5回 | 誘導機の種類、普通かご形、深溝形、二重かご形、巻線形 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第6回 | 三相誘導電動機の等価回路、励磁リアクタンスと漏れリアクタンス 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第7回 | 簡易等価回路、等価回路定数の決定、抵抗測定試験、無負荷試験、短絡試験 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第8回 | 三相誘導電動機の特性、速度特性、負荷特性 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第9回 | 比例推移、誘導電動機の諸量計算 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第10回 | 三相誘導電動機の運転、始動法、全電圧始動、Y-Δ始動 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第11回 | 始動補償器、三相誘導電動機の正転と逆転 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第12回 | 誘導電動機の速度制御、極数による制御、電圧による制御、周波数による制御、二次抵抗制御、セルビウス方式、クレーマ方式 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第13回 | 半導体電力変化装置による速度制御、ベクトル制御、二次励磁制御、超同期セルビウス方式、可変速発電電動機 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第14回 | 単相誘導電動機の原理、分相形、コンデンサ形、くま取りコイル形 事前学習:教科書を用いて,シラバスに記載してある内容の範囲を予習する。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて講義内容の復習を行う。(120分) |
第15回 | 総合演習と解説 事前学習:教科書を用いて,講義全体の内容の範囲を見直す。(120分) 事後学習:教科書とノートを用いて試験内容について,解けなかった箇所を中心に復習を行う。(120分) |
その他
教科書 |
猪狩武尚著 『電気機械学』 コロナ社 2015年 第新版版
教科書に沿って講義、演習を行うので教科書は必須である。
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参考書 |
電気学会 『電気機器工学Ⅰ』 電気学会大学講座 オーム社 2012年 第改訂版版
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成績評価の方法 及び基準 |
平常時の提出課題:50% 総合演習:50% |
質問への対応 | 随時対応します。メールまたは電話で連絡下さい。日時・場所を設定します。 |
研究室又は 連絡先 |
西川研究室(駿河台校舎タワー・スコラ 15階 S1510号室) nishikawa.shougo@nihon-u.ac.jp 03-3259-0789 |
オフィスアワー |
土曜 駿河台 17:00 ~ 18:30
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学生への メッセージ |
この科目は電力関係の仕事や電気主任技術者の資格取得を目指すなら必須であり、またそれ 以外の場合でも電気技術者のもつ基礎知識として必要とされることから、しっかり勉強して欲 しい。 |