2021年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
科目名 | 通信法規 | ||
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設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 阿良田 洋雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I61O |
クラス | A・B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | (1)IT(情報通信技術)を活⽤した⾼度情報通信ネットワーク社会を支え、発展させる枠組みとしての電波法と電気通信法、放送法等について、その法体系と主要な法律の概要を習得する。 (2)必要に応じて関連する条⽂を⾃分で調べることができるようにする。 (3)法律の裏にある情報通信技術の概要と発達の歴史について把握する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「オンデマンド型授業」 ZOOM等のメディアを利用して行う同時双方向型授業とする。「無線技術者のための電波法概説」を教科書とする。 |
履修条件 | 予備知識等は特に必要無いが、第1級陸上特殊無線技士等の免許を申請するための必須科目なので、他の申請に必要な科目も確認のうえ履修することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 電気通信技術と通信法規 シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。 事後学習:教科書の内容を確認する(2時間) |
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第2回 | 無線通信技術の概要と歴史、ITU、変調方式と多重化 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第3回 | 法の体系、法律用語の定義1、電話回線とIPネットワーク 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第4回 | 電話、法律用語の定義2、有線電気通信法1 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第5回 | 法律用語の定義3、有線電気通信法2、電波法 総則 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第6回 | 電波法 無線局の免許1 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第7回 | 電波法 無線局の免許2、無線設備1 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第8回 | 電波法 無線設備2 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第9回 | 電波法 無線設備3、無線従事者 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第10回 | 電波法 無線局の運用1 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第11回 | 電波法 無線局の運用2 遭難通信、非常通信など 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第12回 | 放送法 定義、目的。ラジオ、地デジ、デジタル衛星放送、IP放送の技術、HTML 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第13回 | 国の施策の動向 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) |
第14回 | 電気通信事業の最新動向、まとめ 事前学習:前回演習等を理解し予習する(2時間) 事後学習:課題等を行ない講義内容を理解する(2時間) 講義ノートを整理し演習に臨むこと。(6時間) |
第15回 | 総合演習および、その解説 |
その他
教科書 |
相河 聡 『無線技術者のための電波法概説』 森北出版 2012年 第2版以降。
無線技術者のための電波法概説[ISBN978-4-627-73922-2]は、法令の改正に伴い第2版から内容と構成が⼤幅に変更されています。そのため教科書は第2版以降に限りますので注意してください。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
最終演習(50%)ならびに授業中に行う⼩テスト(50%)の成績で総合評価する。なお、小テストはメールにて提出とする。 |
質問への対応 | 下記メールアドレスに連絡をください。 arata.hiroo20@nihon-u.ac.jp |
研究室又は 連絡先 |
arata.hiroo20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
無線従事者と電気通信主任技術者 国家試験受験に必要な「法規」を勉強します。他の科目と共に、第⼀級陸上特殊無線技⼠の無線従事者免許申請の必須科目です。授業は法律の解説を主としますが、法律⽤語の意味を理解するために必要な技術的背景ならびに無線・有線通信・放送サービスの歴史と最新動向も紹介します。 |