2021年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 通信システム基礎 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 三枝 健二 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J23F |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 高度情報化社会の到来に伴い,情報通信技術の重要性は増している.本講義により,その核をなす通信システムの基礎事項を理解できる. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
ハイブリッド型授業 |
履修条件 | 信号理論基礎,情報理論基礎を履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 講義内容の説明・通信の歴史 この授業の重要性,位置付けを明確にし,これから通信システム基礎の授業でどのような ことを学ぶのかを説明する. これまでの通信の経緯を紹介し,通信において必要な技術を俯瞰する. 【事前学習】シラバスに目を通しておくこと.教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
---|---|
第2回 | 無線通信システムの基本構成・伝送信号 無線通信システムの基本構成を用いて,通信の技術要素を説明する. 信号の波形と周波数スペクトラムについて説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第3回 | 雑音・アンテナ・電波の基礎特性 通信において考慮しなければならない雑音について説明する. 無線通信とアンテナの理論,構造,機能,保守及び運用について説明する. 反射,回折,屈折など,電波の基礎特性について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第4回 | 電波伝搬 電波伝搬の理論について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第5回 | 振幅変調方式・SSBなど 振幅変調方式(AM)について説明する. AMの中のSSB等について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第6回 | AMの変調と復調・角度変調方式 AMの変調器と復調器について説明する. 角度変調方式(周波数変調FM・位相変調PM)について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第7回 | FMの変調と復調・AMのSN比 FMの変調器と復調器について説明する. AMのSN比を導出する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第8回 | FMのSN比・アナログからディジタルへの変換 FMのSN比を導出する. サンプリングおよび量子化について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第9回 | ディジタル符号変調方式・AD-DA変換・ディジタル変調の特徴 ディジタル符号変調方式(PCM)について説明する. AD-DA変換器について説明する. ディジタル変調の特徴について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第10回 | ディジタル変調方式1 ディジタル変調方式(ASK,FSK)について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第11回 | ディジタル変調方式2・BER・ディジタル変調の復調 ディジタル変調方式(PSK)について説明する. ディジタル変調方式の通信品質の評価指標であるBERについて説明する. ディジタル変調方式の復調について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第12回 | 多重伝送,多重アクセス 多重伝送と多重アクセスについて説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第13回 | スペクトラム拡散通信方式 符号分割多元接続(CDMA)を可能とするスペクトラム拡散通信方式について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第14回 | 直交周波数分割多重方式 直交周波数分割多重方式(OFDM)について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第15回 | 総復習 【事前学習】第1回~第14回の内容をよく復習し、理解できない箇所を質問できるようにしておく。(120分) 【事後学習】第1回~第14回の内容をよく理解できるようにしておく。(120分) |
その他
教科書 |
木村磐根 『通信工学概論』 オーム社 1998年 第1版
|
---|---|
参考書 |
授業の際提示する.
|
成績評価の方法 及び基準 |
平常の取り組み(20%),レポート(80%)の総合評価 |
質問への対応 | 授業時やメールにて受ける. |
研究室又は 連絡先 |
4号館435室,saegusa.kenji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 09:00 ~ 10:30
|
学生への メッセージ |