2021年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 電子回路Ⅰ | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 佐伯 勝敏 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J42C |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | ダイオード、トランジスタなど非線形特性を有する半導体素子を加えた回路の解析を理解する。電源回路の原理,トランジスタ増幅回路と小信号等価回路を用いた回路の解析について勉強することができる。 ※本科目は未来博士工房対応科目である。 |
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授業形態及び 授業方法 |
医療機器メーカーにてハードウェア設計経験を持つ教員が,自身の経験を活かして,「ハイブリッド型授業」形式で、小テスト・演習課題を行いながら進める。小テストや演習課題は翌週に解説を行う。なお,授業内容の理解を深めるため,回路シミュレータを用い,動作確認を行い,それを宿題とする。そのため,PCを使用する。 |
履修条件 | 必修。 回路理論I,IIを履修しているか、再履修中のこと。 キルヒホッフの法則、電源の等価変換、テブナンの定理を使いこなせること。 |
授業計画
第1回 | ダイオード回路の基礎 1 整流回路(半波整流器、全波整流器)、平滑回路 【事前学習】科目ガイダンスで配付されたプリントをよく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく.また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
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第2回 | ダイオード回路の基礎 2 ダイオード回路の小信号解析(負荷直線と動作点)と動抵抗 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第3回 | ダイオード回路の基礎 3 ツェナーダイオードを用いた回路 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第4回 | トランジスタ回路の基礎 1 接合トランジスタの構造と静特性(B接地),図記号,動作点 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第5回 | トランジスタ回路の基礎 2 構造と静特性(E接地),図記号,動作点,バイアス回路の設計 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第6回 | トランジスタ抵抗容量結合増幅器 バイパスコンデンサ,カップリングコンデンサ,交流回路とその書換え 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第7回 | トランジスタ抵抗容量結合増幅器 交流負荷直線,無ひずみ対称振幅,最大無ひずみ対称振幅を得る動作点の設定 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第8回 | 実力確認課題① 第8回目の授業時間内にて,これまで行った内容の実力確認課題を行う. 【事前学習】第1回から7回までの内容を総合的に復習し,これまでの小テストや演習問題は解けるようにしておく(120分) 【事後学習】これまでの回路を,配付資料および教科書で確認し,内容を理解する(120分) |
第9回 | トランジスタ抵抗容量結合増幅器 エミッタホロワ 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する。返却された中間試験問題を自分で解きなおす(120分) |
第10回 | トランジスタの小信号等価回路 ベース接地,ハイブリッド(h)パラメータ,等価回路図の整理(書換え) 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第11回 | 増幅回路の諸パラメータの定義,4端子定数回路との関係 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第12回 | トランジスタの小信号等価回路 エミッタ接地のhパラメータ,エミッタ接地回路の諸パラメータ,等価回路図の整理 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第13回 | 小信号低周波解析 エミッタホロワ(コレクタ接地回路)とトランジスタ回路のインピーダンス換算 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第14回 | 総合演習 トランジスタの小信号等価回路の諸パラメータ等を解く 【事前学習】ポータルサイトを通して配付されたプリントを各自印刷し,よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習問題の英文も訳しておく(120分) 【事後学習】小テストを自分で再度解き直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,課題を自分で解き理解する(120分) |
第15回 | 実力確認課題② 第15回目の授業時間内にて,これまで行った内容の実力確認課題を行う. 【事前学習】ポータルサイトを通してこれまで配付されたプリントを各自よく読んで,教科書の該当箇所も熟読しておく。また演習課題も復習しておく(120分) 【事後学習】実力確認課題の内容を再度見直し,配付資料および教科書の該当箇所を確認し,理解することで,電子回路IIにつながるようにする(120分) |
その他
教科書 |
シリング/ビラブ 『トランジスタとICのための「電子回路 I」 アナログ編』 朝倉書店
シリング/ビラブ 『トランジスタとICのための「電子回路 II」 アナログ編』 朝倉書店年
必要に応じてプリント等をポータルサイトを通して,配布する。
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参考書 |
高橋寛(監修)/飯高成男・田口英雄(共著) 『絵ときでわかるトランジスタ回路』 オーム社
対面授業時に問題集を配布(電子回路IIでも継続使用)
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成績評価の方法 及び基準 |
宿題(50%),小テスト・演習課題および実力確認課題(50%)により総合評価する。 |
質問への対応 | 基本的に、いつでも対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
佐伯勝敏(432号室) saeki.katsutoshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 09:00 ~ 10:30
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学生への メッセージ |
2年生は全員前期に電子回路Iを受講すること、および、後期は電子回路IIを登録しておくこと。 毎週電卓を必携のこと。 |