2021年 理工学部 シラバス - 電子工学科
設置情報
科目名 | 電磁波応用 | ||
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設置学科 | 電子工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 三枝 健二 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J51E |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 電磁波を応用した種々のシステムの説明を通して,無線技術が包含する興味深い分野の知識を修得できる. |
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授業形態及び 授業方法 |
ハイブリッド型授業 |
履修条件 | 電磁波工学,アンテナ・電波伝搬を履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 講義内容の説明・レーダ1 この授業の重要性,位置付けを明確にし,これから電磁波応用の授業でどのようなことを学ぶのかを説明する. 目標物検知に広く利用されているレーダの理論,構造,機能,保守及び運用について説明する. 【事前学習】シラバスに目を通しておくこと.教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
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第2回 | レーダ2 レーダの最大探知距離の実計算例を示し,回線設計の計算法を会得する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第3回 | レーダ3 パルスレーダのシステム構成について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第4回 | 電波航法1 航空機,船舶の自局の位置標定に必要な電波航法について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第5回 | 電波航法2 航空機の進入・着陸システムについて説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第6回 | テレメトリ,テレコントロール 広く実用になっている遠隔計測(テレメトリ),遠隔制御(テレコントロール)の原理を説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第7回 | リモートセンシング1 地球環境監視として重要視されているリモートセンシングに注目して各種方式および気象衛星NOAAからのデータ取得の実例を紹介する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第8回 | リモートセンシング2 リモートセンシングに関連して,衛星通信装置の理論,構造,機能,保守及び運用について説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第9回 | 合成開口レーダ 地球資源探査衛星に搭載され,全天候性かつ高分解能の画像が得られる合成開口レーダにつき原理,実例をあげて説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第10回 | マイクロ波放射計・GPS1 衛星搭載の受動センサとしてマイクロ波放射計の原理,実例を紹介する. GPSの概要を説明する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第11回 | GPS2 近年注目を集めている地球規模測地システムGPSが包含する無線通信技術に注目して疑似雑音符号を用いたスペクトル拡散技術の紹介を試みる. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第12回 | GPS3 自局位置標定に必要な衛星位置標定および自局の位置検出の計算法を説明し,実例を示して計算例を提示する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】次回小試験がある場合にも対応できるように,ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第13回 | 標準時刻装置 宇宙通信において衛星の軌道決定,取得データの解析に欠かせない正確な周波数および時刻を供給する標準時刻装置の原理構成を概説する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第14回 | 環境電磁工学 近年の輻輳した電磁環境に対処するため電磁波を発生する側と受ける側との両立性を図る環境電磁工学の2,3の例を提示する. 【事前学習】教科書の該当箇所を読んで,理解できない箇所を質問できるようにまとめておくこと.(120分) 【事後学習】ノートおよび教科書の内容を見直し理解すること.(120分) |
第15回 | 総復習 【事前学習】第1回~第14回の内容をよく復習し、理解できない箇所を質問できるようにしておく。(120分) 【事後学習】第1回~第14回の内容をよく理解できるようにしておく。(120分) |
その他
教科書 |
長谷部 望 『電波工学(改訂版)』 コロナ社 2005年 第1版
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参考書 |
授業の際提示する.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常の取り組み(20%),レポート(80%)の総合評価 |
質問への対応 | 授業時やメールにて受ける. |
研究室又は 連絡先 |
4号館435室,saegusa.kenji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 09:00 ~ 10:30
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学生への メッセージ |