2021年 理工学部 シラバス - 応用情報工学科
設置情報
科目名 | 回路理論Ⅰ | ||
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設置学科 | 応用情報工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高橋・山口 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | K22A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 回路理論は情報工学の基礎であり,応用情報工学を志す学生にとって必須の学問である.直流回路を中心に,受動回路を代数学を使って自由に解析することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業とオンデマンド授業を併用する. |
履修条件 | 数学,特に線形代数の理解度に不安のある学生は,自習により十分に理解しておくことが望ましい. |
授業計画
第1回 | 回路理論とは何か 【事前学習】高校物理の電気回路を復習する.(120分) 【事後学習】LTSpice,Qucsのインストールと回路シミュレーションを試す.(120分) WEBメディアによる講義を行う. |
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第2回 | 電圧,電流,抵抗.オームの法則.抵抗の直並列接続 【事前学習】教科書1ページから5ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第3回 | 分流と分圧 【事前学習】教科書5ページから6ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第4回 | 電源の等価変換 【事前学習】教科書6ページから11ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第5回 | 電力の計算 【事前学習】教科書17ページから19ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第6回 | キルヒホッフの法則.代数方程式による閉電流解析1 【事前学習】教科書13ページから15ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第7回 | 代数方程式による閉電流解析2(クラメルの公式) 【事前学習】教科書16ページから17ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第8回 | 復習と実力確認 【事前学習】これまでの内容をよく復習する.(120分) 【事後学習】出題された問題に関して,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 試験終了後試験の解説を行う. 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第9回 | 重ね合わせの理,鳳・テブナンの定理 【事前学習】教科書71ページから77ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第10回 | 特別な形をした回路の全抵抗.対称形回路,無限回路,Y-⊿変換(座標変換) 【事前学習】教科書82ページから89ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) WEBメディアによる講義を行う. |
第11回 | 代数方程式による節電圧解析 【事前学習】教科書71ページから77ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第12回 | 直流回路解析の応用 【事前学習】教科書13ページから15ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第13回 | 交流回路への導入1 【事前学習】教科書21ページから22ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第14回 | 交流回路への導入2 【事前学習】教科書23ページから25ページをよく読む.(120分) 【事後学習】出題された演習問題を解き,LTSpice (or Qucs) で結果を確認する.(120分) 対面授業とオンデマンド授業を併用して講義を行う. |
第15回 | 平常試験及びその解説 【事前学習】学習した内容を復習し試験に備える.(120分) 【事後学習】後期に備えて試験でできなかった個所を復習する.(120分) 試験終了後試験の解説を行う. |
その他
教科書 |
作田幸憲,今池健,永田知子 『エレクトロニクスのための回路理論』 コロナ社 2017年 第2版
「回路理論II」でも継続して使用する.
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参考書 |
川上正光 『基礎電気回路例題演習』 コロナ社
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験:95% 課題:5% なお,新型コロナウイルス感染拡大防止のため平常試験を行うことが困難となった場合は,WEBを用いたテストを行う可能性があります。その場合は,LMSを通してアナウンスをいたします。 |
質問への対応 | 授業中に理解できないところがあった場合,質問内容を整理し授業終了後に質問すること. |
研究室又は 連絡先 |
高橋聖(船橋校舎2号館213室B) 山口健(船橋校舎2号館224室, yamaguchi.takeshi89@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 13:00 ~ 13:30 高橋
木曜 船橋 12:00 ~ 13:00 山口
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学生への メッセージ |
後期の「回路理論Ⅱ」を登録しておくこと. 課題の成績評価の割合は低いが,課題を行っていないと試験の出来もよくない傾向があるため,しかっりと取り組むこと. シミュレーションソフトウェアとして,LTSpice と Qucs を利用する.回路理論だけでなく,論理回路や2年生の情報工学実験Ⅱでも活用できるため,積極的に使っていくこと. |