2021年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 基礎有機化学 | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大内 秋比古 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | L11C L12C |
クラス | A,B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 有機化学の基本となる、原子の構造・結合、有機化合物の名前・構造・性質・反応について理解し、説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面とメディアのハイブリッド形式による反転授業により実施する。研究所での研究開発の経験をもとに,理解することを中心とした授業を行う。 「予習資料」「演習問題」(パスワード:Yuuki)」および「予習ビデオ」は事前にCSTポータルIIにアップロードするので、事前に「予習資料」を見て教科書の該当箇所を読み、「演習問題」を解いてみること。予習は教科書の他に「予習ビデオ」を用いてもよい。講義は演習問題を解きながら、その単元の内容を理解し身に付けるように行う。また、復習により理解を深めること。 「基礎有機化学(01)補遺」および「基礎有機化学(07-08)補遺」はそれぞれ第1回目と第7/8回目の講義の際にCSTポータルIIにアップロードする。これらの資料は第7-8回目に行う理解度確認試験と第14-15回目に行う平常試験における間違いを纏めたものなので、このような間違いをしないようにすること。 |
履修条件 | 基礎物理化学を履修していること。 |
授業計画
第1回 | 基礎有機化学の授業について(シラバスの内容の確認を含む)、有機化学概論、有機化合物の記載法と命名法。 事前学習(2時間):「予習資料1」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題1」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料1」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題1」を解き復習すること。 |
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第2回 | 構造と結合:原子の構造、化学結合、混成軌道。 事前学習(2時間):「予習資料2」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題2」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料2」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題2」を解き復習すること。 |
第3回 | 構造と結合:電気陰性度、共鳴、酸と塩基。 事前学習(2時間):「予習資料3」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題3」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料3」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題3」を解き復習すること。 |
第4回 | 構造と結合:アルカン、異性体 (1)[構造異性体、立体異性体(幾何異性体)]。 事前学習(2時間):「予習資料4」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題4」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料4」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題4」を解き復習すること。 |
第5回 | 構造と結合:異性体(2) [立体異性体(配座異性体)]。 事前学習(2時間):「予習資料5」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題5」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料5」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題5」を解き復習すること。 |
第6回 | 構造と結合:異性体(3) [立体異性体(鏡像異性体)]。 事前学習(2時間):「予習資料6」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題6」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料6」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題6」を解き復習すること。 |
第7回 | (第7回が対面授業のクラス)第1回理解度確認試験 事前学習:「基礎有機化学(01)補遺」を参考に第1-6回講義の範囲をよく復習すること。 事後学習:試験でできなかったところをよく復習すること。 (第7回がメディア授業のクラス)有機反応の概観:反応の型式、反応機構[結合の開裂と生成、活性中間体、反応機構による分類]. 事前学習(2時間):「予習資料7/8」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題7/8」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料7/8」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題7/8」を解き復習すること。 |
第8回 | (第8回が対面授業のクラス)第1回理解度確認試験 事前学習:「基礎有機化学(01)補遺」を参考に第1-6回講義の範囲をよく復習すること。 事後学習:試験でできなかったところをよく復習すること。 (第8回がメディア授業のクラス)有機反応の概観:反応の型式、反応機構[結合の開裂と生成、活性中間体、反応機構による分類]. 事前学習(2時間):「予習資料7/8」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題7/8」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料7/8」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題7/8」を解き復習すること。 |
第9回 | 有機反応の概観:化学平衡、反応速度。 事前学習(2時間):「予習資料9」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題9」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料9」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題9」を解き復習すること。 |
第10回 | アルケンの性質と反応(1)。 事前学習(2時間):「予習資料10」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題10」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料10」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題10」を解き復習すること。 |
第11回 | アルケンの性質と反応(2)。 事前学習(2時間):「予習資料11」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題11」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料11」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題11」を解き復習すること。 |
第12回 | アルケンの性質と反応(3)。 事前学習(2時間):「予習資料12」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題12」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料12」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題12」を解き復習すること。 |
第13回 | ペリ環状反応(1) [電子環状反応、付加環化反応]。 事前学習(2時間):「予習資料13」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題13」を解いてみた上で講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料13」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題13」を解き復習すること。 |
第14回 | (第14回が対面授業のクラス)第2回理解度確認試験 事前学習:「基礎有機化学(07-08)-補遺」を参考に第1-13回講義の範囲をよく復習すること。 事後学習:試験でできなかったところをよく復習すること。 (第14回がメディア授業のクラス)ペリ環状反応(2)[シグマトロピー転位]。 事前学習(2時間):「予習資料14/15」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題14/15」を解いてみた上で 講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料14/15」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題14/15」を解き復習すること。 |
第15回 | (第15回が対面授業のクラス)第2回理解度確認試験 事前学習:「基礎有機化学(07-08)補遺」を参考に第1-14回講義の範囲をよく復習すること。 事後学習:試験でできなかったところをよく復習すること。 (第15回がメディア授業のクラス)ペリ環状反応(2)[シグマトロピー転位]。第15回目のオンライン試験も行う。 事前学習(2時間):「予習資料14/15」に記載の教科書の該当する箇所を読み、理解できたことと、できなかったことをはっきりさせ、「演習問題14/15」を解いてみた上で 講義に臨むこと。 事後学習(2時間):「予習資料14/15」の教科書の該当する箇所を読み、「演習問題14/15」を解き復習すること。 |
その他
教科書 |
伊東撤 児玉三明 『マクマリー有機化学(上) 、(下)の第30章 』 東京化学同人 2017年 第 9版
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参考書 |
マクマリー, マクマリー有機化学問題の解き方, 東京化学同人, 2016, 9 edition
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成績評価の方法 及び基準 |
講義の半ばに対面で理解度確認試験(100点満点)、および理解度確認期間に対面で平常試験(第15回目に試験を行うクラスは150点満点;第14回目に試験を行うクラスは第14回目の対面試験140点満点と第15回目のオンライン試験10点満点の合計)を行い、その合計点を100点満点に換算し、60点以上を合格とする。 |
質問への対応 | 授業後、オフィスアワー、メール(メールによる質問は大学より配布されたメールアドレスを用い、件名欄に学生番号と氏名を記入すること) |
研究室又は 連絡先 |
駿河台2号館231B室 ouchi.akihiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 18:00 ~ 19:00 事前にメールで時間調整してください
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学生への メッセージ |
予習資料は教科書ではないので必ず教科書を購入して予習と復習に用いること。毎回、教科書と演習問題で予習・復習をし、毎回の講義内容を理解した上で次の講義に臨むこと。特に、専門用語の英語表記、構造式、反応式、反応機構、電子の移動を表す矢印、などを書くトレーニングは重要なので、自分で書くトレーニングをよくすること。 また、分子模型は内容を理解するために役立つので、利用することを勧める。 |